アメリカのニュース雑誌TIMEは、「2020年 最高の発明100選」を発表した。新型ゲーム機の発売、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響を受け、2019年の同じ企画に比べてビデオゲームの製品が多くなっている印象だ。
中でも注目なのが、「待ち望まれていた避難所」(A Much Needed Escape)としてランクインした『あつまれ どうぶつの森』である。2017年以降毎年開催されているこの企画だが、ゲームソフトが選出されたのは本作が初めてとなる。
選出理由は、やはり新型コロナウイルスの感染拡大が大きい。TIME誌によると、コロナウイルスが生活を乗っ取った後、本作より心を落ち着かせてくれるものはなかったと選出理由を述べている(参考リンク)。ゲーム内に友人が遊びに来たりするだけでなく、大統領選を前にジョー・バイデン氏がバーチャル選挙事務所を開くなど、ゲームの中だけにとどまらないコミュニティを作り上げたとしている。
ビデオゲームからは『あつまれ どうぶつの森』以外にもエンターテイメント部門に「ゲーマー向けの最高のアップグレード」としてXbox Series S、「ゲーミング革命」としてPlayStation 5、「真のゲームチェンジャー」としてNvidia GeForce Now、アクセシビリティ部門に「あらゆる人々に開かれたゲーミング」でロジテックアダプティブゲーミングキットなどが選出されている。
ライター/古嶋誉幸