eスポーツチーム「Team 33」は、8歳の『フォートナイト』プレイヤー ジョセフ・ディーン氏と正式にプロゲーマーとして契約を結んだことを発表した。海外メディアロイターなどが報じている。
6歳の時からチームで練習に励んでいるというディーン氏は、5000ドル(約52万円)分のゲーム機材一式と3万3000ドル(約340万円)の契約金でプロとして活動することになる。
Epic Gamesは『フォートナイト』の大会出場を13歳以上と定めているため、ゲームを遊ぶこと自体は問題ない。大会出場可能な年齢まで、もうしばらくプロとしてチーム内部で腕を磨くことになるだろう。
Team 33共同創設者のタイラー・ギャラガー氏は、「若いゲーマーは未来を担う存在なので、早い段階からトレーニングを開始したいと考えていました。ここ数年は彼を鍛えることに重点を置いています」と、この未来への投資について語っている。ディーン氏はこの2年間の訓練に信じられないほどの粘り強さを発揮し、めでたく本契約となった。
ゲームでは「33 Gosu」としてプレイしているディーン氏は「夢が叶いました!」とコメントを寄せている。
多くのチームがすぐに公式戦に出場できない13歳未満のプレイヤーと契約に難色を示した中、Team 33は『フォートナイト』を通じてプロとして契約を結び、トレーニングを受けさせてくれることを喜んでいるという。
前述のとおり『フォートナイト』は13歳未満の公式大会出場を許していない。そのため、あと5年ほどはチーム内でトレーニングを重ねることになる。