オンラインRPGを介してつながる親子の実話をもとにした『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』原作者マイディー氏の追悼上映が開催決定

 スクウェア・エニックスが開発・運営するオンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』内の実話をもとにした作品『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の劇場版公式Twitterアカウント(@hikarino_otosan)は、12月10日に訃報が伝えられた原作者マイディー氏の追悼上映を12月25日(金)に実施すると発表した。
 開催場所は東京・池袋HUMAXシネマズで、午前9時からの回と午後4時55分からの回で計2回上映される。

 『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は、マイディー氏が更新していたブログ「一撃確殺SS日記」で2014年から連載された。マイディーさんが自身の正体を隠しながら、定年退職を迎えた父と『ファイナルファンタジーXIV』を一緒にプレイする実話である。その内容は作品の内外を問わず人気を呼び、書籍化やテレビドラマ化がなされたのち、映画化されるまでに至った。

 マイディーさんについては2018年12月の記事で大腸がんの病名告知を受けた旨が語られている。その後、2020年6月に再入院し、再発が発覚。闘病生活の日々を綴っていたが、11月21日の投稿を最後に更新が途絶え、12月10日にドラマ版『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の公式Twitterアカウントから逝去が報じられている

(画像はNEWS – 映画『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』公式サイトより)

 翌日の12月11日には『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏が、開発情報などを紹介する公式ブログの場を借りて「オンラインゲームの可能性を模索した」同志であるとともに、ひとりの友人でもあったマイディー氏への思いを語っている

 今回の追悼上映にともない、告知ページには“光のお父さん”こと、マイディー氏のご尊父から寄せられた以下のメッセージが掲載されている。首都圏にお住まいの方で興味があれば、マスクなどの感染予防対策を十分に講じて、劇場へ足を運んでみてほしい。

この度は、皆様のご協力のもとマイディーの追悼上映の機会を頂き感極まる思いであります。
毎日楽しい日々を走馬灯の如く思い出させられます。
マイディーにとっては痛みとの戦いの90日だったです。
最後の言葉は『父さん、もういいやろう~』でした。
もう彼は現存しません、しかし彼が残した功績は計り知れない程人を動かす力があります。

彼が教えてくれた『愛と冒険』がff14の世界に満ち溢れています。
実の息子とも知らずに、マイディーに恋して二人でチョコボに乗ったドキドキ感が今も残っています。
きっと彼は別の世界で大杉さんや吹原さんと一緒になって新しい世界を作っている事でしょう。
本当に有難うございました。

ライター/ヨシムネ

ライター
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
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