任天堂は、コーエーテクモゲームスが開発するアクションゲーム『ゼルダ無双 厄災の黙示録』を発表した。2020年11月20日に配信を予定。9月11日から予約開始が予定されている。また、アイテム付き限定版「TREASURE BOX」も同時発売予定だ。すでにダウンロード版のページも開設されている。価格は7920円。
2017年に発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、ブレス オブ ザ ワイルド)のストーリーより100年前、かつてリンクや4人の英傑らが活躍した「大厄災」の時代を舞台にした新たな『ゼルダ無双』だ。
タイトルから『ゼルダ無双』の続編とも取れるが、グラフィックは『ブレス オブ ザ ワイルド』のセルシェーディング調に一新された。リンクとゼルダに加え、ミファーやリーバルといった種族を代表する英傑たちや、巨大な神獣なども登場。『ブレス オブ ザ ワイルド』の前日譚が描かれる。
リンク以外にも4人の英傑やゼルダ姫も操作可能。『ブレス オブ ザ ワイルド』では過去の人であったキャラクターのアクションが楽しめる。シーカーストーンを使った「リモコンバクダン」や「ビタロック」などのお馴染みのシステムはキャラクター固有の能力として登場。強大な敵に立ち向かう。
開発のきっかけとなったのは『ゼルダの伝説』総合プロデューサーの青沼英二氏が、ゼルダ姫やリンクらハイラル王国と厄災ガノンとの戦いは、大群が描ける『無双』の遊びがふさわしいとコーエーテクモに打診したことだったという。
『ブレス オブ ザ ワイルド』では描かれなかった大戦争も、『無双』シリーズなら描けるということなのだろう。多数のモンスターやガーディアン、強力な英傑達のアクションなど、『無双』ならではの大戦争が描かれそうだ。
『ブレス オブ ザ ワイルド』では断片的に語られ、謎に包まれていた100年前の「代災厄」の時代を描く『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は、9月11日予約開始予定だ。
ライター/古嶋誉幸