エレクトロニック・アーツ(EA)は1月13日(水)、『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』の次世代機版に向けた最適化アップデートの配信を開始した。改善点は以下のとおり。
・Xbox Series X/SとPlayStation 5でフレームレートが改善
・Xbox Series X/SとPlayStation 5で高解像度利用時にダイナミック解像度の範囲が向上
・Xbox Series XとPS5でポストプロセッシングの解像度が向上(Xbox Series Sは除く)
Xbox Series X/Sのパフォーマンス優先モード、並びにPS5では、フレームレートが45fpsから60fpsへと改善。Xbox Series Xのパフォーマンス優先モードでは1080pから1440pの範囲にダイナミック解像度が追加。Xbox Series Xでのノーマルモード(非パフォーマンス優先モード)では、ポストプロセッシングが4Kに増加し、1512pから2160pの範囲でダイナミック解像度が追加される。
PS5ではポストプロセッシングが1440pに増加し、810p~1080pで設定されていたダイナミック解像度が無効化されゲームが1200pで描画されるようになる。
※ダイナミック解像度とはゲームの負荷に合わせて動的に解像度を変更する機能。負荷が掛かる場面で解像度を小さくし、フレームレートの安定をはかる。
『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』は2019年にEAがリリースした三人称視点のシングルプレイ用アクションゲーム。開発は『Apex Legend』のRespawn Entertainmentだ。
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の間のジェダイ衰退期を描く。主人公はジェダイ抹殺命令「オーダー66」を生き延びたパダワンのカル・ケルティス。ドロイドのBD-1や仲間たちと共にジェダイ・オーダー再建を目指す。
第23回D.I.C.E. Awardsではアドベンチャー・ゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞。The Game Awards 2020ではベストアクションアドベンチャーゲームにノミネートされるなど、ゲームの評価も高い。
幸運にも次世代機を手に入れられたという方は、強化されたグラフィックスでもう一度冒険に出かけてみてはいかがだろうか。
ライター/古嶋 誉幸