ゲームパブリッシャーのOTAKU Planは、日本の同人サークルLoser/sが開発したサイバーパンク・タイムループ・謎解きRPG『MECHANICA うさぎと水星のバラッド』をSteamでもリリースすることを発表した。
価格、リリース日などは未定。もともと本作はDL.siteにて配信されている成人向けの作品だが、Steam版は年齢制限に対する注意書きもないため全年齢向けになると考えられる。
『MECHANICA うさぎと水星のバラッド』の舞台は西暦5029年の水星、ギロチンシティ。「天蓋」が太陽の熱を遮断しており、星の光の代わりに輝くのは下品なネオンだ。近未来の景色と退廃的な雰囲気を持つ、半端者の街でプレイヤーは行動する。
この世界はゲーム時間にして3日で崩壊し、何度もループする。絶望的な状況の中、主人公とうさ耳のアンドロイドメイドは希望を胸に、事件の真相を暴かなければならない。
RPGではあるが戦闘はなく、音楽を演奏してさまざまなキャラクターからループを脱出するための情報を集めていく。ギロチンシティの住人は外宇宙からやってきた言語学者、感情を記憶と感情を奪われた大罪人、「ヒュージョニスト」の芋虫など個性豊か。彼らの物語をひもとき、絶望の輪廻を断ち切ろう。
ライター/古嶋誉幸