アトラスは、PC版『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』を5月25日(火)にSteamで発売すると発表した。
昨年10月にPS4とNintendo Switchで発売された作品の移植版となる。価格は通常版が税込4980円、デジタル豪華版が6980円。デジタル豪華版は各種DLCが付属するほか、予約購入すると発売4日前の5月21日(金)にプレイ可能となるアーリーアクセス権が付属している。
『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』「真・女神転生」シリーズ初となるSteam版を5月25日(火)に発売決定!本日から予約開始https://t.co/HxwHA4NYBG #真3HD #メガテン
— 『真・女神転生』シリーズ公式 (@megaten_atlus) March 20, 2021
『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』は、2003年にPlayStation 2で発売されたRPG『真・女神転生III -NOCTURNE』のHDリマスター版。「東京受胎」によって変わり果てたトウキョウを舞台に、その身を悪魔へと新生した主人公が「新世界創造」の選択と葛藤を紡いでいく。
『真・女神転生』シリーズらしく、敵である悪魔と交渉をして”仲魔”として従えることができるほか、その悪魔同士を合体させて新しい悪魔を作り出せる「悪魔合体システム」が特徴的なゲームとなっている。
今回のHDリマスター版は、グラフィックがHDになったほか、イベントシーンにはボイスが追加。またSteam版では日本語と英語での切り替えも可能だ。
すでに発売済みのPS4版とNintendo Switch版は、ゲーム内容が『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクスクロニクルエディション』に準じたものとなっているが、今回のSteam版では『真・女神転生III-NOCTURNE』がベースに。拡張要素はデジタル豪華版または個別DLCとして販売するものとなっている(参考としてPS4版、Nintendo Switch版は税込6578円となり、DLC「マニアクスパック」が税込980円となる)。
デジタル豪華版は、予約購入すると発売4日前の5月21日にプレイ可能となるアーリーアクセス権のほか、「マニアクスパック」、「クロニクルパック」、「難易度MERCIFUL」、「情けと期待」、「ボルテクス界BGMパック」のDLCが付属する。
「マニアクスパック」を導入すると、タイトル画面に「NEW GAME -マニアクス-」の項目が追加され、ゲーム内容が2004年に発売された拡張版『真・女神転生III -NOCTURNE マニアクス』に準拠した内容となり、『デビル メイ クライ』シリーズのダンテが登場する。
また「クロニクルパック」は、タイトル画面に「NEW GAME -マニアクス-」が追加され、ゲーム内容が2008年に発売した『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』の初回版に付属された『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクスクロニクルエディション』に準じた内容となり、『デビルサマナー』シリーズの葛葉ライドウが登場する。
「難易度MERCIFUL」では、基本となる「NORMAL」と「HARD」のほか、シリーズ未経験者でも安心して物語に没頭できる「MERCIFUL」が追加、「情けと期待」がアイテムが入手できる新エリアの追加、「ボルテクス界BGMパック」はボルテクス界のBGMが変更できるパックとなっている。
なお、「マニアクスパック」と「クロニクルパック」もモードの選択はゲーム開始時点となっており、すでにゲームを進めたセーブデータを途中から「マニアクスパック」と「クロニクルパック」に準拠した内容にはできないので注意が必要だ。
今回の『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』のSteam版発売は、『真・女神転生』シリーズ初のSteam版発売とのことなんで、PCゲーマーには嬉しい発売といえそうだ。Steam版『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』は、5月25日発売予定だ。
ライター/福山幸司