スクウェア・エニックスはPlayStation 5(以下、PS5)向けソフト『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』のロングバージョントレーラーを公開した。本作はPS5版『ファイナルファンタジーVII リメイク』にユフィを主人公とした新規エピソードが追加された作品となる。発売日は6月10日(木)。
また、プロデューサーの北瀬佳範氏がプレイステーション公式番組「PLAY! PLAY! PLAY!」に出演し、本作の思いを語っている。
PLAY! PLAY! PLAY!にて公開された「FFVIIR INTERGRADE – PS5 Features Video (Long Ver.)」を公開しました。 #FF7R #FF7R_interhttps://t.co/z2xQG2GaJc
— FFVII REMAKE (@FFVIIR_CLOUD) March 21, 2021
『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』は、昨年4月10日に発売したPlayStation 4(以下、PS4)向けソフト『ファイナルファンタジーVII リメイク』をPS5にアップグレードし、ミッドガルに潜入したユフィたちの活躍が2章構成で描かれる新規エピソードが追加された作品だ。
ライティングや質感、背景などの表現力が向上しており、さらに4K画質による高解像度を重視した「グラフィックモード」と、60fpsによるスムーズな動作を重視した「パフォーマンスモード」のゲームモードの切り替えが可能。またゲーム内のワンシーンを撮影可能な「フォトモード」などの新しい要素を追加されている。
PS4版を持っているユーザーはPS5版『ファイナルファンタジーVII リメイク』に税込100円でアップグレードが可能だ。ただしその場合、ユフィの新規エピソードはDLCとして購入という形になる。
今回、発表されたロングバージョントレーラーは以前のトレーラーよりも2分50秒ほど長くなっており、特にPS4版とPS5版の比較をじっくりと見せる内容となっている。またフォトモードの詳細なディティールや、ユフィに関する新規エピソードの映像もわずかに長くなったものとなっている。
このトレーラーの発表に伴い、プレイステーション公式番組「PLAY! PLAY! PLAY!」に出演した北瀬佳範氏は本作の見所を紹介。
まず「大幅に向上したPS5のグラフィック」に注目して欲しいと語り、特に全体的にライティングを見直したという。本作には約10人ほどのライティングのみを作業とするプロフェッショナルなスタッフがおり、このようなチームを作ることは、これまでの『ファイナルファンタジー』シリーズの開発では初めてだったという。
またユフィの新規エピソードについて、「ソノン・クサカ」という新キャラクターが登場することを紹介。ユフィと共に、ミッドガルでの秘密のミッションをこなしていくという。また時系列的には『ファイナルファンタジーVII リメイク』で描かれたクラウドたちと同じ時間軸であり、バレットやティファたちとニアミスするようなシーンもあることを示唆した。
さらにネタバレになるので詳細は控えるが北瀬氏はプロデューサーだけでなく、プランニングも担当しており、神羅ビルでのあるシーンのオリジナルからの変更点については、北瀬氏のある思いが詰まっているという。詳細は「PLAY! PLAY! PLAY!」の54:00ごろをチェックしてみて欲しい。
発売が3ヶ月をきった『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』。発売は6月10日(木)だ。