TYPE-MOONは『月姫 -A piece of blue glass moon-』を8月26日(木)に発売すると発表した。プラットフォームはPlayStation 4、Nintendo Switch。価格はパッケージ版、ダウンロード版とも通常版が税込7700円。また初回限定版はパッケージ版が税込8800円、ダウンロード版のデジタルデラックス版(PS4版のみ)が8250円となる。CEROは18才以上のみ対象となるZ区分となる。
初回限定版には武内崇氏の描き下ろし特装化粧箱と、約100ページの設定資料集「月姫マテリアルⅠ-material of blue glass moon-」が付属。デジタルデラックス版は同設定資料集のデジタル版が付属となる。
『月姫 -A piece of blue glass moon-』がPlayStation®4・Nintendo Switch™にて 2021年8月26日発売決定!
— 【公式】月姫 (@TM_TSUKIHIME) March 26, 2021
武内崇描き下ろしメインビジュアルも公開!!https://t.co/2BgJpYSuVu
パッケージ版の予約受付は2021年3月31日(水)10時より開始予定です#月姫 pic.twitter.com/Q53ZW9wB69
『月姫 -A piece of blue glass moon-』は、2000年に発売したビジュアルノベル『月姫』のリメイク。主人公・遠野志貴は7年前の交通事故から「モノが壊れやすい線」が見えるようになり思い悩むが、ある女性との出会いによって普通の少年として暮らしていけるようになった。その後、遠野家の本家に呼び戻されて妹の遠野秋葉と再会する。時を同じくして街には猟奇殺人事件が起こっていた。
『月姫』は当時、同人ゲームとしては異例の大ヒットを記録。TYPE-MOONを一躍有名にした作品だ。同じくTYPE-MOONが制作した『Fate/stay night』がオリジナルのPC版を発売したあと、PS2、PS Vita、スマートフォン向けなどで発売されたが、『月姫』はその後、移植されなかったため、現在では『月姫』は入手困難となっている。今回のリメイク版を待ち望んでいた人は多いだろう。
今回のリメイク版『月姫 -A piece of blue glass moon-』は、アルクェイドのシナリオ「月姫」と、シエルのシナリオ「夜の虹」の2篇で綴られる「月の表側」を語る物語が収録される。
作品を新生させるにあたり、奈須きのこ氏がシナリオ・監督をして分解、再構築された物語となっており、2010年代の東京を舞台にアップデートとボリュームアップされる内容になっているという。進化した美麗で重厚なビジュアルと演出、音楽で映しだされる、懐かしくも新しい表現を実現しており、オープニングアニメーションはufotableが手掛けている。
初回限定版、デジタルデラックス版には約100ページの設定資料集「月姫マテリアルⅠ-material of blue glass moon-」が付属されるが、TYPE-MOON公式通販では「月姫・制作スタッフ本(仮)」が購入特典として付属予定。ほかの販売店の購入特典は決定次第、発表するという。また販売店舗での予約は3月31日(水)10時より受付開始となっている。
情報配信番組“TYPE-MOON TIMES”が、YouTube【公式】TYPE-MOON GAMESチャンネルにて3月30日(火)20時より配信決定!
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『月姫 -A piece of blue glass moon-』より翡翠役 市ノ瀬加那さん・琥珀役 桑原由気さんをパーソナリティに迎え、TYPE-MOONの家庭用ゲームはじめ様々な情報をお届けします。#月姫
また情報配信番組「TYPE-MOON TIMES」が、YouTubeの「TYPE-MOON GAMESチャンネル」にて3月30日(火)20時より配信が決定。『月姫 -A piece of blue glass moon-』の翡翠役の市ノ瀬加那さん・琥珀役の桑原由気さんをパーソナリティに迎え、TYPE-MOONの家庭用ゲームをはじめさまざまな情報をお届けするということなので、見逃さないようにしよう。
『月姫 -A piece of blue glass moon-』はPS4、Nintendo Switch向けに8月26日発売予定だ。
ライター/福山幸司