ドイツ・ハンブルクのパブリッシャー(販売元)Daedalic Entertainmentは、人気ステルス戦略ゲームの拡張作品『Shadow Tactics: Blades of the Shogun – Aiko’s Choice』(以下、Aiko’s Choice)を2021年後半に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本語に対応している。
本作は、日本時間3月26日(金)未明からのショーケースイベント「Future Games Show: Spring Showcase」内で発表された。映像によると、本作は本編作品の『Shadow Tactics: Blades of the Shogun』を必要とせず、単体で動作するという。
江戸時代初期の日本が舞台として描かれる『Aiko’s Choice』は、ドイツ・ミュンヘンに拠点を置くMimimi Gamesが開発を手がけた作品である。本作の主人公は本編にも登場した熟練のくのいち「愛琥(あいこ)」で、作中では、前作で語られなかった愛琥の過去にまつわる物語が新たなステージでのミッションとともに展開される。
2016年発売の本編『Shadow Tactics: Blades of the Shogun』は、100点中92点のレビューを出したPC Gamerをはじめ、複数の海外メディアから高い評価を受けている。また、ゲームエンジンに「Unity」を採用していたことから、2017年の「Unity Awards」でPC/家庭用ゲーム機部門の最優秀作品賞にも輝いた。
今回発表された『Aiko’s Choice』は冒頭で説明したとおり、本編を持っていなくてもプレイできるが、本編の物語やゲームシステムをあらかじめ理解しておくとより深く楽しめる。興味があれば、まずはSteamで配信されている本編の無料体験版から遊んで、作品の雰囲気を掴んでみてほしい。
ライター/ヨシムネ