ゲーム開発者のらて氏が、ふたりで遊べる対戦型脱出ゲーム『Melt』をリリースした。価格は無料。『RPGツクールMV』製で、ゲームをプレイするためにランタイムなどは不要だ。動画のタイトルまたは概要欄にゲーム名を入れれば、実況、生放送なども歓迎とのこと。
🎮フリーゲーム公開🎮
— スノーフレーク⛄元らて (@SnowFlake_0v0) April 3, 2021
新感覚―――2人プレイ可能 対戦型謎解き脱出ADV
" Melt "
今作は2人で脱出ゲームを遊ぶ面白さに加え、動くイラストといった動画映えするようなゲームとなっています!
ストーリーにも注目です👀
※1人用モードもあります。
↓ 詳細・DLはこちら ↓https://t.co/dD8GuHDR2R
『Melt』はマップ内にちりばめられたヒントを元に、制限時間内に部屋の謎を解いて脱出を目指す脱出アドベンチャーゲームだ。あらかじめアイテムが配置されたひとり用モードも用意されている。しかし本作の最大の特徴は、ひとりのプレイヤーが監禁者としてマップ内にウソのヒントを設置し、もうひとりのプレイヤー(脱出者)に謎を解かせる対戦モードが用意されている点だ。
オフラインプレイの際は、監禁者は自分のターンの間にウソのヒントを書いたメモ(最大10枚)やまったく役に立たないヒントオブジェクト(最大6つ)を設置。メモには最大で13文字まで書き残せる。正解となるヒントはマップ上に設置済みで動かせないので、それらをもうまく利用し脱出を阻もう。
すべてが終わったらセーブファイルを制作できる。疑似的なオンラインプレイでも重要なファイルなので、必ずセーブしておこう。
上記の通り、本作はセーブデータを共有することで疑似的なオンラインプレイにも対応。『Melt』フォルダに入っている「save」フォルダを圧縮して相手に渡し、相手はそのファイルをゲームに上書きすることで遠隔地同士でも一緒に遊べる。
なお、監禁者としてプレイすると脱出のための方法が確認できるため、重大なネタバレになっている。脱出者としてプレイしたい人は監禁者として遊ぶのはやめておいた方が良いだろう。
また、攻略方法自体は変わらないので、脱出方法を知っている状態だとフェイクが通じない点も注意が必要だ。
『Melt』はゲームの性質上一度クリアしてしまうとウソが通じなくなってしまうが、本当のヒントが設置された状態で相手をどうやってだますかを考えるのはなかなか面白い。相手をだましたい人、だまされたい人、それぞれがうまくマッチングされればかなり面白いゲームプレイを生むだろう。