ワーナーブラザースジャパンは、同名格闘ゲームを映画化した映画『モータルコンバット』を6月18日(金)に公開すると発表した。IMAX、4DX、MX4Dでの上映を行うことも明らかにされている。レイティングは「R15+」(15歳未満の入場・鑑賞を禁止)。
/
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) April 6, 2021
フェイタリティ!
日本公開決定!!
\
地上最強の猛者たちが、自らのプライドと世界の命運を懸けた戦いに挑むー!『#モータルコンバット』6/18(金)公開&IMAX®/4DX/MX4D上映が決定しました!! そして真田広之さん、浅野忠信さんも本格出演💥 続報、どうぞご期待ください!!! pic.twitter.com/YDEtCgOUpu
ゲーム『モータルコンバット』は、1992年にリリースされた対戦型格闘ゲーム。相手にとどめを刺す残虐描写「フェイタリティ」を特徴としている。アメリカではその過激な内容から人気を誇っているが、日本ではしばしば未発売となっているシリーズもあり、2019年に発売したナンバリング最新作『モータルコンバット11』も日本では発売されていない。
今回の映画版ではゲームおなじみのキャラクターであるサブゼロ、スコーピオン、ライデン、リュウ・カン、ソニア・ブレイド、カノウなどが登場。ストーリーは封建時代のサブスクとスコーピオンの確執からはじまる。その後、舞台は現代に移り、映画オリジナルキャラクターである総合格闘技選手コール・ヤングの物語が描かれる。
金のために戦う日々を送っていたコール・ヤングはある日、魔界の皇帝シャン・ツンが放った刺客サブ・ゼロに命を狙われることになり、そこで世界の命運を懸けた格闘トーナメント「モータルコンバット」の存在を知ることになる。
作品には『デッドプール2』のルイス・タンさん、『ワイルド・スピード EURO MISSION』のジョー・タスリムさん、『スキャンダル』のジョシュ・ローソンさんが出演。さらに日本を代表する俳優である真田広之さんがスコーピオン、浅野忠信さんライデンを演じている。
なお、もともとゲーム『モータルコンバット』の第1作自体が映画俳優のジャン=クロード・ヴァン・ダムを主演して格闘ゲームを作るというところからアイディアが出発している。そのアイディアはなくなってしまったが、初期作は当時、先進的だった実写を取り込んだ格闘ゲームだった。
1995年にはのちに映画版『バイオハザード』や『モンスターハンター』を監督することになるポール・W・S・アンダーソン氏によって映画化されており、今回はふたたび映画化されるという形になる。監督を務めたのは本作で長編監督デビューとなるサイモン・マッコイドだ。
ゲームで描かれた残酷描写がどのように描かれるのか気になる本作。日本の有名俳優が出演するという話題性が十分といえるだろう。日本での公開は6月18日(金)だ。
ライター/福山幸司