麻枝准氏の処女小説『猫狩り族の長』が5月17日に発刊決定。「泣きゲー」の名手が初めて書きたいものを書いたという文芸作品を上梓

 Keyは、同ブランドに所属するシナリオライター麻枝准氏の処女小説『猫狩り族の長』を5月17日(月)に発刊すると発表し、公式サイトをオープンした。価格は税込1870円。本のサイズは四六判、320ページとなっている。

 麻枝准氏は、『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』などの代表作を持つシナリオライター、作詞家、作曲家、サウンドプロデューサー。感動的なストーリーを詩的な筆致で描くことが秀でており、しばしば「泣きゲー」と呼称されることがある。

 本書はそんな麻枝准氏の初の文芸作品。以下、公式サイトに掲載されているあらすじ。

海辺で出会った彼女は、美しく饒舌で世界で誰よりも—— 死にたかった。

猫が戯れるのを眺めていた時椿は、断崖絶壁に立つ女性に声をかける。
飛び降りようとする黒髪の美女・十郎丸は、多くのヒット曲をてがける作曲家だった。
彼女は予想に反して、雄弁で自信に満ちた口調で死にたい理由を語ってのける。
人生で初めて出会った才能豊かな人間が堂々と死のうとしている事実に混乱する時椿。
なんとかその日は翻意させ、下宿に連れて帰ることとなる。

なぜか猫に嫌われる死にたい天才作曲家と、何も持たない大学生。
分かりあえない二人の、分かりあえない6日間が、始まった。

(画像は『猫狩り族の長』公式ホームページより)

 このように才能豊かで自信満々だが自殺願望を持つ女性作曲家「十郎丸」と、大学生の「時椿」のふたりによる6日間にわたるドラマが描かれるようだ。
 なお公式サイトには小説家の榊一郎氏や仁木英之氏の書評がすでに掲載されており、「答えなんか出る筈の無い難題を、真正面から扱った物語」、「これまでとは違う何かに到達しようと奮闘している麻枝 准を感じられる貴重な一作」と賞賛されている。

 麻枝氏といえば、昨年10月から12月にかけて原作、脚本を手掛けたアニメ『神様になった日』の放送が終わったばかり。現在は2021年内に配信予定の麻枝准氏が原作、メインシナリオを手掛けるスマートフォン向けゲーム『Heaven Burns Red』開発中で、こちらは続報が待たれる。

 麻枝氏の新境地、小説『猫狩り族の長』は5月17日に発刊だ。

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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