韓国のゲーム開発会社SUNNY SIDE UPは、魔法使いをテーマにしたファンタジックなスローライフシミュレーション『Little Witch in the Woods』のSteamストアページをオープンした。対応プラットフォームはPC(Steam)。開発中のゲームを販売する早期アクセス形式を採用予定で、フルリリースは2022年に予定されている。
『Little Witch in the Woods』は、かわいらしい2Dピクセルアートで描かれるリラックスしたスローライフシミュレーションだ。2019年のMy Potato Gamesによるインタビューによると、ゲームは『Stardew Valley』に魔女というファンタジックな要素を足してみたらどうなるかという着想から開発がスタートしたという。
ゲーム内でプレイヤーは魔女見習いのエリーとなり、見習いを卒業するために魔法を使って街の人々を助けることになる。主役は魔女見習いだが、魔法を使うというよりもコーエーテクモゲームスの『アトリエ』シリーズのような錬金術をおもに使う魔女のイメージだ。魔女学校で習ったことを実践し、人々を幸せにして一人前の魔女を目指そう。
一人前の魔女になるためには、さまざまな場所を探索し、ポーションの材料を集めて回る必要がある。街の人々と交流し、助けることで彼らの持つ秘密に触れることも必要だ。仲良くなりたい相手に贈り物を贈ったり、のんびり釣りを楽しんだり、魔女には欠かせない猫たちと遊ぶこともできる。
早期アクセスバージョンでは、ふたつのメインストーリー、7人以上のキャラクター、ふたつのエリア、ポーションの製作などが実装される。Twitterや先日開設された公式Discordサーバーなどでフィードバックを受けながら正式リリースに向けてコンテンツを増やしていく予定となっている。
なお現時点での対象プラットフォームはPCのみだが、前述のインタビューでは「可能であればPlayStation 4とNintendo Switchでのリリースも模索している」と開発陣は語っている。また、対応言語は英語と韓国語のみだが、フルバージョンリリース時には他の言語にも対応するとのことなので、日本語版の展開にも期待したい。
かわいらしいグラフィックで見習い魔女の日常を描く『Little Witch in the Woods』は、現在早期アクセス開始に向けて開発が進められている。ゲームに興味がある方は、公式Twitterアカウントをフォローして続報をまってほしい。
ライター/古嶋誉幸