アメリカはサンディエゴに拠点を置くゲーム開発会社Tako Boy Studiosは、PC・スマホ向けのデッキビルディングRPG『Cross Blitz』を正式発表した。対応プラットフォームはPC、Mac、iOS、Android。海外メディアRock Paper Shotgunによると、ゲームは2021年後半に早期アクセススタート予定だ。異なるプラットフォーム同士の対戦にも対応する。なお、日本語には現時点では未対応。
PC版は有料、モバイル版は基本無料を予定。ただし料金体系はカードパックを購入するのではなく、5人のヒーローのうち1人が無料、それ以外のヒーローが有料になるという。カードパックの販売はないが、有料DLCによる追加カードは予定しているとのこと。
It’s time to BLITZ!
— Tako Boy Studios – Developing ⚔️Cross Blitz! (@takoboystudios) May 6, 2021
Grog fueled lion pirates face-off against popstar bards in our NEW quirky RPG card game – ⚔️CROSS BLITZ!⚔️
A single player & PvP cross-play card battler coming to PC, Mac, iOS and Android!
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『Cross Blitz』は、デッキビルディング要素を持ったRPG。『ブレスオブファイア』、『ドラゴンクエスト』、『ファイナルファンタジー』など、日本でも有名なRPGシリーズに影響を受けているという。
ルールはお互いにデッキを用意し、4×4のフィールド上にカードを置いて戦い、相手のHPを0にしたプレイヤーの勝利というオーソドックスなものだ。公式ブログにて、少しだけルールが明かされている。
お互いはフィールドにミニオンと呼ばれるカードを召喚。ターン終了時に、召喚したカードは真上(真下)に攻撃する。防衛側のがその直線上にミニオンを召喚していなければ、そのままプレイヤーにダメージが入る。攻撃には近接と遠距離、秘儀の3タイプがあり、タイプによって攻撃できる範囲や効果が違うようだ。
ゲームモードによってその内容は異なる。シングルプレイモードでは、血に飢えたライオンの海賊や派手なポップスターの吟遊詩人など、5人の主人公の物語を体験できる。
もうひとつのシングルプレイモード「ホロウハント」と呼ばれるローグライクモードだ。多くのローグライクデッキビルディングゲームと似たシステムになると思われるが、詳細が明かされていないため内容は不明。
そして、本作のもっとも過酷なゲームモードが対戦だろう。自分の組んだデッキで、プラットフォーム問わず世界中のプレイヤーと対戦できる。
シングルプレイ、ローグライクデッキビルディングゲーム、対戦まで楽しめる盛りだくさんな内容の『Cross Blitz』は、2021年後半に早期アクセススタート予定。PCとスマートフォンで遊べるので、興味がある方は公式Twitterアカウントをフォローして続報を待ってほしい。