5月11日にパズルゲーム『Helltaker』が1周年を迎えた。ゲームを開発したvanripper氏は記念するストリーミング配信を実施し、7時間にも及ぶ長時間にわたって雑談しつつ1周年記念絵を完成させた。
『Helltaker』はSteamにて無料で配信されているパズルゲーム。美人の悪魔ハーレムを作るべく、ムキムキマッチョでパンケーキ作りが得意な主人公が地獄へと渡り、さまざまな女の子とパズルで勝負?をするというストーリーが描かれている。
beelstreaming pic.twitter.com/6P2GPJAaRJ
— Łukasz Piskorz (@vanripperart) May 10, 2021
※vanripper氏による『Helltaker』1周年の記念アート
本作はやりごたえのあるパズルと、vanripper氏が描くかわいい女の子が話題となった。二次創作も盛んで、無数のファンアートや複数のファンゲームが制作されている。日本のゲームメディアでも2020年当時、ねとらぼなどのメディアでも取り上げられるほどの人気を博した。1周年を前に、マックスファクトリーより「ねんどろいど ルシファー」の予約もスタートしている。
ポーランドのゲーム開発者が作った英語のインディーゲームが日本でここまで受け入れられたのは、翻訳家の陽炎01型氏が制作した日本語化MODのおかげもある。氏は許可を受け、vanripper氏が継続的に投稿している1ページマンガ版『Helltaker』も翻訳している。あくまでゲームの日本語化ファイルはファンの翻訳という位置づけで、氏の翻訳以外にも複数の翻訳ファイルがあるようだ。
vanripper氏のストリーミングは1周年記念絵の制作がメインだが、Adobe Flashで2頭身キャラクターのアニメを作る様子も公開している。絵やアニメのメイキングに興味がある方は、7時間たっぷり楽しめるはずだ。
ライター/古嶋誉幸