セガとサミー、および両社の関連会社の持株会社であるセガサミーホールディングスは、2022年3月期の決算を発表。そのなかで、過去のIPを精査しリマスター/リメイク/リブートなどの活用をしていく方針であると明らかにした。
セガサミーホールディングスは決算のなかで、グローバルで認知度が高いIPを精査して活用していくと説明。公開されたスライドのなかには現役IPの例として『龍が如く』、『ファンタシースター』、『ペルソナ』、『女神転生』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』などの名前が並んでいる。
また過去のIPの例として『クレイジータクシー』、『スペースチャンネル5』、『Rez』、『ジェットセットラジオ』、『バーチャファイター』、『忍 -SHINOBI-』、『デビルサマナー ソウルハッカーズ』、『ベア・ナックル』、『NiGHTS』などの名前も登場。今後、こうした過去IP群を、リマスター/リメイク/リブートをして活用していくという。
すでにスライドの中に登場している『パンツァードラグーン』、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』はリメイク対象となっており、昨年4月には『パンツァードラグーン:リメイク』が発売された。
また、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』は海外向けにリメイク版『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』が発表されており、Nintendo Switch向けに開発中。すでに過去IPの再利用はセガにおいて進んでおり、今後も推進されていくのだと今回の発表で考えられる。
なおスライドでは、ほかにも「欧州スタジオで新作FPSの取り組み」など、気になる情報も。3ヵ年の取り組みとして「既存IPのグローバルブランドブランド化」と、5ヶ年の取り組みとして「グローバル規模のタイトルを創出」を取り組むとしている。