いま読まれている記事

セガ、休眠中のIPを精査してリマスターやリメイクしていく方針を公表。参考例として『バーチャファイター』『ソウルハッカーズ』『クレイジータクシー』などの名前も

article-thumbnail-210513o

 セガとサミー、および両社の関連会社の持株会社であるセガサミーホールディングスは、2022年3月期の決算を発表。そのなかで、過去のIPを精査しリマスター/リメイク/リブートなどの活用をしていく方針であると明らかにした。

セガ、休眠中のIPを精査してリマスターやリメイクしていく方針を公表。参考例として『バーチャファイター』『ソウルハッカーズ』『クレイジータクシー』などの名前も_001
(画像は2021年3月期 決算プレゼンテーション(PDF)より)

 セガサミーホールディングスは決算のなかで、グローバルで認知度が高いIPを精査して活用していくと説明。公開されたスライドのなかには現役IPの例として『龍が如く』『ファンタシースター』『ペルソナ』『女神転生』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』などの名前が並んでいる。

 また過去のIPの例として『クレイジータクシー』『スペースチャンネル5』、『Rez』、『ジェットセットラジオ』、『バーチャファイター』、『忍 -SHINOBI-』、『デビルサマナー ソウルハッカーズ』、『ベア・ナックル』、『NiGHTS』などの名前も登場。今後、こうした過去IP群を、リマスター/リメイク/リブートをして活用していくという。

セガ、休眠中のIPを精査してリマスターやリメイクしていく方針を公表。参考例として『バーチャファイター』『ソウルハッカーズ』『クレイジータクシー』などの名前も_002
(画像は2021年3月期 決算プレゼンテーション(PDF)より)
セガ、休眠中のIPを精査してリマスターやリメイクしていく方針を公表。参考例として『バーチャファイター』『ソウルハッカーズ』『クレイジータクシー』などの名前も_003
(画像は2021年3月期 決算プレゼンテーション(PDF)より)

 すでにスライドの中に登場している『パンツァードラグーン』『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』はリメイク対象となっており、昨年4月には『パンツァードラグーン:リメイク』が発売された。

 また、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』は海外向けにリメイク版『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』が発表されており、Nintendo Switch向けに開発中。すでに過去IPの再利用はセガにおいて進んでおり、今後も推進されていくのだと今回の発表で考えられる。

セガ、休眠中のIPを精査してリマスターやリメイクしていく方針を公表。参考例として『バーチャファイター』『ソウルハッカーズ』『クレイジータクシー』などの名前も_004
(画像は2021年3月期 決算プレゼンテーション(PDF)より)

 なおスライドでは、ほかにも「欧州スタジオで新作FPSの取り組み」など、気になる情報も。3ヵ年の取り組みとして「既存IPのグローバルブランドブランド化」と、5ヶ年の取り組みとして「グローバル規模のタイトルを創出」を取り組むとしている。

ライター
セガ、休眠中のIPを精査してリマスターやリメイクしていく方針を公表。参考例として『バーチャファイター』『ソウルハッカーズ』『クレイジータクシー』などの名前も_005
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ