Twitchは現地時間5月30日(日)以降、ストリームにつけられるタグに性別、性的指向、人種、国籍、能力、メンタルヘルスなどへ関連する350種類以上を追加すると発表した。
We had planned to share this next week, but we’ve heard a lot of you talking and want to make sure the record is clear. Next week we’ll be adding 350+ new tags to celebrate yourself and your community.
— Twitch (@Twitch) May 22, 2021
新たに追加されるタグには、トランスジェンダー、黒人、身体障害者、退役軍人、Vtuberなどといったワードが含まれている。これらのタグは、より包括的になるよう第三者機関や専門家と協力の上決定された。
また、「LGBTQIA+」タグに含まれていた性的マイノリティの人々への支援を積極的に行う人を指す「ally」への言及を削除し、代わりに新たに「ally」タグが作成された。
2018年の実装以降、タグ機能はストリーマーについてではなくストリームの内容について説明するためのものだったが、数年前に実験的に追加した際に非常に好評であったことから「LGBTQIA+」タグのみが例外的に使用されてきた。
今回の大幅なタグ追加は、「トランスジェンダー」タグを実装してほしいというトランスコミュニティの意見が発端。Twitchは公式ブログにて謝辞を述べている。
Twitchは、日本時間5月27日(木)深夜2時30分から公式配信でタグの詳細を説明するほか、チャットで寄せられた質問に可能な範囲で答えるとのことだ。