スクウェア・エニックスは、配信番組『「ドラゴンクエスト」35周年記念特番』で『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』を発表した。プラットフォーム、発売時期は不明。
「ドラゴンクエスト」シリーズ本編12作目となる
— ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) May 27, 2021
『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』を発表いたしました🎊🎉
全世界🌏同時発売を目指して開発中です💪
続報にご期待ください✨
生放送はまもなく終了です👉https://t.co/d4rZipatlD#DQ35th #DQ12 pic.twitter.com/6aY1dp26Px
公開されたティザートレーラーでは荒涼とした大地に閃光が走り、その軌跡が炎となり「XII」のナンバリングを形作った。そして『ドラゴンクエストXII』というタイトルとともに「人はなぜ生きるのか」という声が響き渡わる内容となっている。英語タイトルは『DRAGON QUEST XII The Flames of Fate』になるとのこと。
このティザートレーラーが公開された『ドラゴンクエスト35周年記念特番』に出演した『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親である堀井雄二氏によると、「ダークな感じ、大人向けのドラゴンクエストになっている」と明言。またシナリオについては「選択を迫られるもの」になっており、「自分の生き方を決める」という内容になっているという。
特番で司会を務めたタレントのJOYさんが、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のビアンカとフローラのような、自分の結婚相手を決めるような決断なのかとたずねると、堀井氏はそれとは違うものになるが、ゲームが変わるほどの運命を左右するほど大きな決断が迫られることを強調した。
さらに堀井氏によると、従来のコマンドバトルを一新。『ドラゴンクエスト』シリーズ伝統のバトルシステムが変わるようだ。かといってコマンドがなくなるわけではないという。開発中の段階でも「けっこう面白くなるぞ」と感触が得られており、新しいバトルに自信のほどをのぞかせた。また発売時期はいえないが全世界同時発売になるとのこと。
ついに正式発表になった『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』。公開されたティザートレーラでは十分にダークな雰囲気が感じられるものとなり、これまで親しみやすさを強調していた『ドラゴンクエスト』シリーズとはまったく違う方向性になっていそうだ。