株式会社ポケモンは、6月21日(月)に実施されたメディア向け発表会にて、「そらとぶピカチュウプロジェクト」を発表。スカイマーク株式会社初となる全面塗装機「ピカチュウジェットBC」の就航がお披露目された。
1996年の発売以来、ゲームやアニメなどさまざまな形を通じて、外に出て冒険する楽しさを表現してきた「ポケモン」シリーズ。人々が自由に移動できるようになった際、ポケモンでより楽しく彩られたワクワクするような日々を届けたいという願いから本プロジェクトは生まれた。また、昨今の情勢により大きな影響を受けている、航空業界や観光業界に貢献したいという思いも込められている。
シンボルカラーの黄色を採用し、カラフルな風船を付けて空を飛ぶピカチュウたちの姿が描かれたピカチュウジェットBCの機内では、ヘッドレストや紙コップ、キットカット、マスク、客室乗務員のエプロン、搭乗券、プライオリティタグなど細かなところまでピカチュウジェットBCならではの特別仕様に。また、搭乗したお子さまにはスポンジキーホルダー、アクリルスタンド、塗り絵などのオリジナルグッズがプレゼントされる。
また、機内ではピカチュウジェットBCの記念硬貨やミニポーチ、モデルプレーンなどのグッズも販売予定だ。
本機は6月21日(月)より就航し、運行期間は5年間を予定。沖縄(那覇・宮古(下地島)発着路線を中心に、スカイマークが就航する国内外の空港でも運航が検討されているという。那覇空港ではピカチュウたちによるお出迎えや特設ポップアップストアがオープン。沖縄都市モノレール(ゆいレール)や地元路線バスではオリジナルデザインのラッピング車両が運行を開始するほか、さまざまな関連企画が地域全体で展開される。
また、あわせて『ポケモンGO』とのコラボによる「かりゆしウェアをまとったピカチュウ」が沖縄県限定で7月22日(木)より出現。運しだいでは色ちがいのサニーゴにも出会える。さらに、県内の観光施設の新たなポケストップへの追加も発表された。
なお、登壇したスカイマーク株式会社代表取締役執行役員洞駿によると、ピカチュウジェットBCについては、株式会社ポケモンの厚意により版権使用料は無償となり、機体の塗装費用も株式会社ポケモンが全面的に負担したという。