スティングは、アクティブ&タクティカルRPG『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア-REMASTER-』を発表した。プラットフォームはNintendo Switch、Android、iOS。発売は2021年。
ナイツ・イン・ザ・ナイトメア-REMASTER版-
— スティング (@sting_pr) June 23, 2021
Nintendo Switch™/Android/iOS
2021年発売予定!!
あの魂がタッチ操作で蘇る…!!
新しい情報が入り次第お知らせします!#knightsinthenightmare#ナイツインザナイトメア pic.twitter.com/2FN8miw9xs
『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア -REMASTER-』は、2008年に発売されたニンテンドーDS向けソフト『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』、2010年にPSP向けに新要素を追加して移植された同作をリマスターした作品。『Riviera ~約束の地リヴィエラ~』、『ユグドラ・ユニオン』などの「Dept.Heaven Episodes」シリーズの作品のひとつとなる。
難攻不落といわれた王族の居城「アーヴェンヘイム」が、突如現れた冥府の魔物たちによって陥落してしまった。消えた王、そして時折あらわれる甲冑姿の乙女、真実を解き明かすために騎士たちはアーヴェンヘイムの奪還を目指す。
※ニンテンドーDS版のプロモーションビデオ
本作は斬新なゲームシステムが語り草となっている作品であり、プレイヤーは直接キャラクターを操作するのではなく、さまよえる魂「ウィスプ」を操作して、キャラクターにかりそめの命を吹き込んでクォータービューの戦闘画面で対抗することになる。
ニンテンドーDS版では、この「ウィスプ」をポインターのようにタッチペンで操作し、ユニットに指示を出していく。まず戦闘画面はグリッド状になっているので、出撃するユニットの選択と配置、持っていく武器などを選択する。
※画像はPSP版です。
戦闘はリアルタイムで進み、各キャラクターをタッチすると実体化してゲージが上昇するので、一定の目盛りを超えてからタッチを離すと攻撃が発動する。ゲージが上昇するごとに攻撃範囲は広がるので、遠く離れた敵にはゲージをさらに溜める必要がある。
さらに敵からの攻撃は弾幕シューティングのように弾や閃光が放たれるので、これをポインターとなるウィスプを操作して回避しなければならない。持ってきた武器をキャラクターに装備させてパワーアップすることが可能だ。
勝利条件は一種のパズルのようになっており、敵を倒すとマス目が塗りつぶされていき、縦・横・ナナメのいずれかの一列が塗りつぶされるとステージのクリアとなる。
※PSP版のプロモーションビデオ
なお各キャラクターは、行動ごとに生命力が減少していき、ゼロになるとロストしてしまうので、継続して同じユニットを使うためにも戦闘後の画面で他のユニットから魂を継承させる「トランスソウル」をする必要がある。味方キャラクターは犠牲になるが、受け継いだキャラクターは生命力が回復するほか、レベルの上限値があがったりする。
なお戦闘中にユニットにポイントを合わせてポーズ画面にすると、その敵味方問わず、そのキャラクターのエピソードを知ることができる。
このようにも斬新な要素が組み合わさっており、思考しながら戦略的にゲームを進めて行く必要がある。今回のリマスター版ではタッチ操作に対応する以外は詳細は明かされていないので、グラフィックがどのように変化しているのかも含めて、続報に期待したい。