「風呂に水を入れて湯を沸かす携帯ゲーム機」の映像が話題に。水を入れるのに約20分、湯を沸かすのに約15分かかるリアルタイム・シミュレーションをハンドルのついた小型ゲーム機で再現

 ライター兼個人ゲーム開発者の斎藤公輔氏によって公開された「風呂に水を入れて湯を沸かす携帯ゲーム機」の映像が話題を集めている。

 斎藤氏が公開した「風呂に水を入れて湯を沸かす携帯ゲーム機」は、その名のとおり、お風呂で湯を沸かすのをシミュレートしたゲーム。2000年に公開されたフリーゲーム『風呂に、水を張り、そして湯を沸かすゲーム』をリメイクしたものだという。

(画像はビジュアルベーシッ君より)

 今回のリメイク版では、小型のゲーム機となっており、ハンドルとボタンがついている。ハンドルを回すとゲーム中の水が風呂の浴槽に溜まっていく。またボタンを押すことでその水を沸かしてお湯にすることができる。ゲームの目的は、「風呂の達人」のアドバイスを聞きながら、風呂の湯加減を最適にすることだ。最終的には「水張り度」、「湯加減度」、「総合達人度」でプレイ具合が判定がされる。

 だが、これが単純そうで一筋縄ではいかない。実際にお風呂を入れるときのような時間がシミュレートされており、水を入れるのに約20分、湯を沸かすのに約15分かかるとのこと。水を入れすぎるとあふれ出してしまうし、沸かしすぎると湯が熱くなりすぎてしまう。

(画像はTwitterより)
(画像はTwitterより)

 今でこそガス給湯器が普及して、蛇口からお湯そのものが出るようになった。また自動給湯器があったら、浴槽の水量を自動的に調整してくれるだろう。だが、一昔前は水を張ってからお湯を沸かす順序が必要だった。そのため水を入れすぎて溢れ出したり、湯を沸かしすぎて、とてもお風呂に入れない温度まで上げてしまうことがしばしばあったわけだ。

 本作はそういった昔ながらのお風呂事情がゲームとして疑似体験できるものになっているゲームだ。またハンドルがついているという意味でも、2019年に発表され、7月末から予約受付を開始する『Playdate』を彷彿とさせて、ユニークなものとなっているといえるだろう。

 なお開発者の、斎藤公輔氏はオルタナ系ポータルサイト「デイリーポータルZ」などで、ライターとして活躍している人物。今回のゲームの開発の裏側についても、デイリーポータルZにて記事にする予定とのこと。このゲームについて詳しく知りたい人は、記事が公開されたらぜひチェックしてみて欲しい。

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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