7月15日(木)にネオスが発売したNintendo Switch用ソフト『クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~』(以下、『オラと博士の夏休み』)。「ぼくのなつやすみ」シリーズを手がけた綾部和氏のスローな田舎生活を描く設定が大きな話題を呼んでいる一方で、本作における主人公・しんのすけの“お尻”にも注目が集まっている。
ケツだけ星人にダッシュ機能あるの笑う。滅茶苦茶世界観遵守するやん #NintendoSwitch pic.twitter.com/FYmv96TMHM
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) July 14, 2021
ぼく夏しんちゃんの尻移動が速すぎる pic.twitter.com/RSLNpTwm8C
— 酒村ゆっけ、 (@yukke_SAKE) July 15, 2021
『オラと博士の夏休み』は、アニメ「クレヨンしんちゃん」を題材としたアドベンチャーゲーム。「ぼくのなつやすみ」シリーズと世界観を共有した、いわば人気作同士の“精神的コラボ”によって期待のタイトルとなった本作は、リリース前日から意外な形でSNSを震撼させた。
明日発売のクレヨンしんちゃんのゲーム
— 肉赤子ちゃん🫐 (@chigatarinee) July 13, 2021
ケツだけ星人専用のボタンがある… pic.twitter.com/3dwKcJPNUd
しんのすけの特技としておなじみの「ケツだけ星人」が、本作では高速移動できるダッシュ機能として搭載。専用ボタンまで割り当てられているという徹底ぶりに騒然の声が続出する。
原作では軽妙な「ぶりぶり~」の台詞とともに繰り出されるカジュアルな一発芸だが、『オラと博士の夏休み』では突き出したお尻を振って走る無言モーションに。速すぎる移動スピードによる実用性と定点カメラに映るシュールな絵面も相まって、本作の「ケツだけ星人」は一躍ブレイクを果たす格好となった。
普段他の人から、やめなさい!と止められることで成立してるしんのすけの行為が、人の一切いない路地とかで行われて、自分がやめない限りずっと観測者不在のケツだけ星人が行われるんだという責任感にびっくりして一旦スイッチを閉じてしまいました。 pic.twitter.com/IatdKbq79o
— なか憲人 (@tokuniaru) July 16, 2021
ケツだけ星人は猫にも人気 pic.twitter.com/9ljyf7W1CP
— カン@ゲームクリエイター(Unity/Steam/スマホアプリ/UEFN/VR/Switch) (@Kan_Kikuchi) July 15, 2021
Google Trendsの分析結果からも、発売日の前後に「ケツだけ星人」の検索回数が大きく上昇しているのが見て取れる。この爆発的な流行を受けて、本作の購入を決意(ケツイ)したという方も少なくないだろう。
原作ではむき出しの可愛らしいお尻が見られないのが惜しまれるものの、半ズボンに包まれ幅広い層に親しまれる普遍性を獲得したしんのすけの“成長”が今回のヒットに不可欠(フカケツ)な要因となったのは間違いない。
Nintendo Switch用ソフト『クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~』は、7月15日(木)より発売中。販売価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに通常版が6580円、ビジュアルブックなどの特典が付属する数量限定プレミアムボックスは8980円(各税込)となっている。
ライター/dashimaru