Ubisoftは、「スーパートム・クランシー大戦」ともいえそうな基本無料のマルチプレイ対戦FPS『Tom Clancy’s エックスディファイアント』(以下、エックスディファイアント)を発表した。対応プラットフォームはXbox One、Xbox Series X|S、PS4、PS5、PC、Google Stadia。正式サービス開始時期は不明だが、公式サイトでGoogle Stadiaを除くすべてのプラットフォーム向けにベータテスターを募集中だ。
ベータテストは8月5日よりアメリカとカナダでPC向けにスタートし、その後はほかの地域やプラットフォームでもテストを開始する予定となっている。
『エックスディファイアント』は6対6の対戦FPS。さまざまな武器、能力を持った「ディファイアント」と呼ばれる戦士をカスタマイズし、ハイテンションな戦いを楽しめる。「ドミネーション」や「エスコート」など、競争性の高いアリーナおよびリニア型ゲームモードが用意される。
ディファイアントは「ウルブズ」、「アウトキャスト」、「クリーナーズ」、「エシュロン」の4つの勢力が発表された。すべてトム・クランシーブランドゲームの敵対勢力で、今後も新たな勢力が追加予定だ。
見た目で元ネタがわかりやすいのは、三つ目の多目的ゴーグルをつけた「エシュロン」。彼らの名は『スプリンターセル』シリーズでおなじみの組織だ。
ほかにも、火炎放射器を持った「クリーナーズ」は、そのまま『ディヴィジョン』の敵勢力のひとつ「クリーナーズ」がほぼそのまま再現されている。「アウトキャスト」は『ディヴィジョン 2』から、「ウルヴズ」は『ゴーストリコン ブレイクポイント』からの登場だ。
ディファイアントはプレイスタイルに合わせてカスタマイズ可能。キャラクターの能力は、勢力、特質、アビリティ、ウルトラを変更できる。トム・クランシーシリーズらしく、登場する武器は現実的。メイン武器、サブ武器、アタッチメント、デバイスを設定し、自分だけのディファイアントで出撃しよう。
『エックスディファイアント』は現在ベータテスターを募集中。一足先にゲームを体験して開発に協力したい方は、公式サイトからテスター登録をしてテスト開始日を待ってほしい。