ソフトウェア開発者のNassim’s Software氏は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の地図をGoogle Map風に探索できるサイトを公開した。ファンによるウェブサイトであり、非公式のものだ。海外メディアGame Rantが報じている。
https://twitter.com/LabNassim/status/1421529685155057665?s=20
このサイトでは、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』から20カ所以上のストリートビューが楽しめる。始まりの台地にある回生の祠もストリートビューになっており、リンクが目覚めた祠の中から時の神殿跡近くの湖までを歩くことができる。ほかのロケーションでも、ただ360度ビューが楽しめるだけでなく移動できる場所がある。
Nassim’s Software氏は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のマップを紹介するウェブサイトを作る前、3Dデータで自由にゲームのマップを飛び回るようにするか、あるいはGoogle Mapのように2Dマップ上にストリートビューポイントを設置して移動できるようにするか、ふたつの方法を考えたという。
3Dデータで自由に移動するためには、ゲームのアセットが必要で著作権などの問題があると判断。最終的にコーディングとスクリーンショットを撮影することで再現できるGoogle Map風のサービスにすることを決めたという。
方法が決まればあとは実現に向けて動くだけ。一人称視点にしてUIなどを消すためにModの力を借りて無数のスクリーンショットを撮影し、エクイレクタングラー(正距円筒図法)形式のデータを制作した。
Nassim’s Software氏はストリートビュー開発を手伝ってくれる人を募集している。こうしたストリートビューの知識がある方は協力を考えてみてはいかがだろうか。