ゲーム開発者のトム・ハップ氏は、2Dアクションアドベンチャーゲーム『Axiom Verge 2』を本日8月12日に発売したことを発表した。対応プラットフォームはPS4、Nintendo Switch、PC(Epic Games Store)。また、PS5版のリリースも予定されており、ほかのプラットフォームでのリリースもほのめかされている。
記事執筆時点でNintendo Switch版が日本語に対応して国内向けにリリース済みだ。価格はNintendo Switch版が1999円。日本語には対応していないが、PC版も国内から購入可能で1980円。PC版はリリース記念セールで、8月19日朝4時まで10%オフの1782円となっている。
『Axiom Verge 2』はマップを探索して敵と戦い、主人公を成長させながら探索範囲を広げていくメトロイドヴァニアゲーム。傑作メトロイドヴァニアとして名高い前作『Axiom Verge』と一部のストーリーを共有しているが、新しい世界、新しいキャラクター、新しいアイテムを有するまったく新しいゲームとなる。
本作の主人公は世界的コングロマリットをまとめ上げる謎の億万長者インドラ。ハッキングを駆使する彼女は、「オーバーワールド」と別次元の「ブリーチ」のふたつの世界を行き来しながら世界の謎に迫っていく。
オーバーワールドとブリーチはマップに設置されたポータルのような設備を使って行き来するようで、ブリーチでしか見つけられない秘密や、ブリーチを通ることでしかたどり着けないオーバーワールドの土地があるなど、ふたつの世界は密接につながっている。
オーバーワールドでは多くの敵が機械由来のメカメカしい見た目だが、ブリーチでは宇宙人由来の有機的な敵が登場。ステージの雰囲気も異なる。
本作もトム・ハップ氏が音楽、アート、ゲームデザイン、およびプログラミングとほぼすべてをひとりで開発している。スピードラン向けに機能を合理化した「スピードランモード」が搭載されるほか、「プレイヤーに発見してほしい」という大きな機能が隠されているという。