絵文字をコラージュして『ポケットモンスター』(以下、ポケモン)のキャラクターを制作するTikTok動画が海外で話題となっている。見慣れた絵文字の数々を使って高いクオリティでポケモンアートを描き出す巧みな発想と、若干のグロテスクさを帯びた独特なビジュアルが注目を集めている形だ。
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♬ Rotombourg by Go Ichinose and GAME FREAK – Pokemojis
話題の発端は、10月頭に突如TikTok上に出現したアカウント「pokemojis」の一連の投稿によるもの。かつての海外アニメ版『ポケモン』で使用されたアイキャッチ「Who is That Pokemon?」(日本版では「だーれだ?」)のかけ声に乗せて展開されるショートムービーは、記事執筆時点で14本が公開されている。
もっとも大きな反響を呼んでいるのは、「フシギダネ」を描いたデビュー作の動画だ。背中のつぼみは洋梨の絵文字を重ねて表現し、カエルをモチーフとした体部分は泡立つ薄い緑色のスポンジを中心に構成。両目にはランドセルを置いて彩りに赤を添えているほか、深緑色のパンツを適所にあしらい、まだら状の柄のディテールまでもが的確に再現されている。
同動画には13万件以上もの「いいね」が寄せられ、アカウントのフォロワー数は間もなく2万人を超える勢いを見せている。これ以外にもピカチュウやプリンをはじめ、おなじみのポケモンたちが続々と登場しているので、気になる方は覗いてみるとよいだろう。
また、完成したポケモンアートの画像は同作者のInstagramでも公開されているので、動画の鑑賞とあわせてご覧いただけると幸いだ。約1日ごとのハイペースで新作が発表される「pokemojis」の今後の投稿にも期待していきたい。