Razerは、ゲーミングマスク『Razer Zephyr』の詳細を発表し、発売を開始した。ただし海外ストアでの初回受付分はすでに完売している。日本ストアでの販売は、後日アナウンス予定だ。
価格は「本体」と「N95グレードフィルター3セット(9日分)」が付属したものが99.99ドル。「N95グレードフィルターパック(10セット、30日分)」が29.99ドルとなる。
また「本体」と「N95グレードフィルターパック3個(33セット、99日分)」が付属する「Zephyr スターターパック」が149.99ドルとなる。
https://twitter.com/Razer/status/1451386513116254209
『Razer Zephyr』は外科用のN95マスク並のフィルター性能を持つ、高いバクテリアろ過率を誇るスマートマスク。以前は『Project Hazel』と発表されていたものが、正式にお披露目となる。
2つの吸気ファン付き空気交換チェンバーが気流を調整し、空気をN95グレードフィルターを通しながら呼吸することができる。また気流はマルチファンクションボタンで2段階の高速モードにすることが可能で、より多くの空気を循環させることができる。
使用されているN95グレードのフィルターは、FDA(米国食品医薬品局)に登録されており、BFE(バクテリアろ過効率)は99%を誇る。このフィルターは最大3日間維持し、交換が可能だ。使い捨てマスクに比べて材木を80%削減し、環境にも考慮しているとのこと。
ソフトシリコンによるフェイスシールと、頭部の後ろに装着するストラップは2つあるデザインとなっているので、口と鼻をしっかりと密閉しながら、あらゆる頭のサイズに合わせて快適なフィット感が提供されているという。
口元や空気交換チェンバーの外観はライトで照らすことができる。専用アプリからライトの色や回転をカスタマイズすることができる。充電はUSB-Cから可能で、低ファン速度に設定した場合、最大8時間持続するとのこと。
なお以前に発表していた声がこもらないアンプ機能やバクテリアを除去するUVライト機能の搭載は見送られたようだ。
海外ストアではすでに完売しており、日本での展開は気になるところ。日本のRazerからは後日、アナウンスがあるようだ。続報に期待したい。