株式会社アリカは本日10月25日、2019年9月3日に発生した脅迫事件に関する情報を公開した。
発表によればアリカのWeb窓口宛に同社への危害予告、および役員の殺害をほのめかす内容の通知があったとのことで、同日中に警察通報が行われ、同年の11月15日には被害届が提出されたという。
これまで非公開としていた理由については、警察への捜査協力のためとされている。
なお、2020年10月上旬に特定した加害者に対する取り調べが行われ、罪状を確認したうえで2021年4月13日に書類送検、同年10月5日に有罪が確定している。
アリカは『PAC-MAN 99』や『TETRIS 99』、『ストリートファイターEX』シリーズなどの制作に携わってきた日本のゲーム会社。家庭用ゲームやスマートフォン向けゲーム、アーケードゲームなど幅広い方向での実績を持ち、2020年の11月には創立25周年を迎えた。
以下、リリース全文となる。
脅迫事件に関するお知らせ
株式会社アリカ(本社:東京都品川区、代表取締役:西谷亮)は、本日10月25日、弊社及び弊社役員に対しての脅迫事件についてお知らせいたします。
2019年9月3日、弊社Web窓口宛に弊社への危害予告及び役員の殺害をほのめかす内容の通知があり、同日中に警察に通報し、捜査協力をしつつ同年11月15日に被害届を提出しました。
警察から捜査協力の為に情報公開を控えて欲しいとの相談があったので、本日まで非公開にしておりました。2020年10月上旬に特定した加害者を警察にて取り調べ、罪状を確認し、2021年4月13日に書類送検となりました。
検察庁の取り調べに対して加害者が罪を認めた為、同年9月9日に起訴(略式命令請求)となり、同年9月16日に略式命令があり、同年10月5日に有罪が確定しました。脅迫行為は決して許される物ではなく、弊社は今後もこの様な行為に対して毅然とした態度で対応してまいります。
株式会社アリカ
代表取締役 西谷亮