Fortgsは10月24日に『超将棋』の配信を開始した。対応プラットフォームはSteam(Windows)で、価格は無料となっている。
なお、本作はBOOTHにて販売されていた『超将棋 おためし版』から変更点があり、おためし版には対戦モードが搭載されていないものの、自分で初期配置を並べて駒を動かせる訓練モードが搭載されている。
Steam版では対戦モードのほか、リリースに向け、不具合の修正、システムの快適さの向上、操作音や将棋の掘り込みといったディテールの追加が綿密に行われている。
『超将棋』は物理演算と将棋を掛け合わせたゲームだ。それぞれの駒は本来の将棋のルールを参考にした移動方向が定められており、プレイヤーは異なる性質の駒を戦略的に弾き、相手の王を盤外へ落とすことで勝者となる。
また、駒を弾くタイミングによって火力が変動するシステムが搭載されており、時に駒が宙を舞う様なコミカルな物理演算のダイナミズムと、対戦ゲームの緊張感を楽しむことができるだろう。
本作はオンラインで『超将棋』を楽しめる対戦モードと、用意されたミッションをこなしていく1人用の詰将棋モードの二つが用意されている。本作の開発者であるT.Okawa氏のTwitterによると、現状では作者がレート1位であるため、リリースして間もないタイミングでは開発者を倒すという貴重な体験に期待できそうだ。
これまでなかった方向性
— T.Okawa (@fortgs) October 13, 2021
もっと自由に pic.twitter.com/qqQgzPfNcZ
本作はT.Okawa氏が「ゲームクリエイター甲子園2021」に向けて制作したという。同氏は「ゲームクリエイター甲子園2021」のユーザー部門の受賞を目指しているため、配信の際には「ゲームクリエイター甲子園2021」公式サイトの『超将棋』作品ページからできる応援ツイートをすれば、収益化したものを含め配信・実況は全て許可するという。
「ゲームクリエイター甲子園2021」の本作の作品ページは順次公開されるため、配信を考えている人は超将棋の公式Twitterアカウントにて行われるアナウンスを確認されたい。
ですのでYoutube Liveをはじめとした配信・実況は収益化したものを含め全て許可しますが、配信の際には事前(もしくは11月中の任意のタイミング)に「ゲームクリエイター甲子園2021」の公式サイトの「超将棋」作品ページからできる応援ツイートをして頂きたいです。
— T.Okawa (@fortgs) November 7, 2021
参考リンク:https://t.co/RIUh1FumnA
従来の将棋ではもの足りない読者は、過激に進化した本作をぜひ遊んでみてはいかがだろうか。