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バケツの兜とホウキで武装した“ポンコツ勇者”のコミカル・アクションRPG『クランキー・ヒーロー』が配信開始。日本向けにアレンジされたコメディ要素が特徴

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 エストニア・タリンに拠点を置くChaosmonger Studioは、同社が制作するPC(Windows、macOS、Linux/SteamOS)用コミカル・アクションRPG『クランキー・ヒーロー(Clunky Hero)』配信を開始した。日本語を含む8言語に対応しており、価格は税込990円。11月16日(火)までの期間は15%オフの841円で購入できる。

 なお、本作は開発の改善点や意見を集める早期アクセス版として配信されている。発表によると開発状況は「ほぼ完成」の状態であり、ゲームは最後まで遊べるほか、実績やオマケ機能も用意されているという。早期アクセスでは細かな調整やオプション項目の追加に関してフィードバックを募っているようだ。

 『クランキー・ヒーロー』は、絵本風のアートスタイルと気軽に楽しめるシンプルなアクション要素が特徴の探索型アクションRPGである。作中では、妻の誘拐をきっかけにバケツの兜とホウキで武装する正義の“ポンコツ勇者”として立ち上がった農夫「ルーファス」を操り、広大なフィールドを探索。最大3つまで同時に装備できるボーナスアイテムの強化を駆使しながら癖のある怪物たちとの戦いに挑んでいく。

 本作のローカライズは異色の日本人翻訳者として「ゲーマー放射線科医」の肩書きを持つPKA@PKAnzug)氏が監修しており、日本向けにアレンジされたメタフィクション要素を含むギャグとブラックジョーク、パロディで彩られたNPCたちとの掛け合いも魅力のひとつとなっている。

 また、本作を制作したChaosmonger Studioは映画やアニメーション、ミュージックビデオなど、さまざまなエンターテインメント作品を手がける映像の制作会社でもある。2019年に発表された短編アニメーション作品『Robot Will Protect You』は、同年に開催された世界各地の短編映画祭で受賞・ノミネート作品に選出された実績を持つ。

 同社は10月18日に新作となるRPG『Soul Tolerance』制作を発表しており、インディーゲームスタジオとしても意欲的に取り組んでいるようだ。近日中にはクラウドファンディングプロジェクトの実施も予定されているので、興味があればスタジオの公式Twitterアカウント(@chaosmonger79)をチェックしておくとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


コミカル・アクション RPG「クランキー・ヒーロー」のアーリーアクセス版を Steam にて配信開始しました

バケツの兜とホウキで武装した“ポンコツ勇者”のコミカル・アクションRPG『クランキー・ヒーロー』が配信開始。日本向けにアレンジされたコメディ要素が特徴_007

エストニアのデベロッパ Chaosmonger Studio は、2021 年 11 月 10 日より、コミカル・アクション RPG「クランキー・ヒーロー」のアーリーアクセス版を配信開始したことをお知らせします。

概要
「クランキー・ヒーロー」は、絵本風の世界を行き来して探索し、ひと癖もふた癖もある敵たちとの戦闘や、数々のアイテムによる主人公の強化、NPC との楽しい掛け合いを楽しむ、サイドビューの探索型アクション RPG(いわゆるメトロイドヴァニア)です。現時点ではアーリーアクセスとしてのご提供ですが、開発状況は「ほぼ完成」の状態であり、ゲームの最後まで通して遊べますし、実績やオマケ機能も既に実装しています。今後は細かな調整やオプション項目の追加などを予定しています。

シンプルに楽しいアクションと探索
本作のアクションは、複雑・シビアになりがちな近年の傾向に敢えて逆らい、シンプルな操作で誰もが気軽に楽しめるように作られています。ライトゲーマーにはアクションゲームの根源的な喜びを、ベテランゲーマーにはどこかノスタルジックな楽しさを、それぞれ与えてくれることでしょう。もちろん、簡単操作だからって簡単なゲームというわけではく、クリアまでには幾つもの試練が待ち受けています。

愉快でちょっとアブないキャラクターたち
粗野だけど人情味のあるバケツ兜の主人公ルーファスをはじめとして、本作の世界には奇妙な人々が大勢住んでいます。彼らとの対話は、メタなギャグ、ブラックジョーク、パロディの数々で彩られており、冒険の合間に笑いを誘います。また本作のローカライズは、ゲームに造詣の深い日本人翻訳者が徹底監修した上で、日本向けに文面やギャグなどの再構築を行っており、日本製ゲームと同等に楽しめるようになっています。

美しいファンタジー世界
本作の世界は、のどかな集落から、怪しげな森、機械のウロつく荒野といったフィールドの隅から隅に至るまで、幾多の受賞経験があるエストニアの映像製作会社が手がけた手描きイラスト風の CG で作られており、異国情緒にあふれた美しい風景がプレーヤーの探索意欲を盛り上げます。

SPEC
ゲームタイトル:「クランキー・ヒーロー」(原題:Clunky Hero)
ジャンル:探索型コミカルアクション RPG
対応言語:日、英、伊、独、西、仏、露、中(繁体字)
パブリッシャー:Chaosmonger Studio
プラットフォームと URL:
Steam https://store.steampowered.com/app/1687990/Clunky_Hero/
価格:アーリーアクセス価格 990 円(11 月 16 日まで 15%オフの 841 円)
対応 OS:Windows、MacOS、Linux (SteamOS)
トレーラー:https://www.youtube.com/watch?v=FUZzEM-xtAk
公式 HP:http://www.chaosmonger.com/(開発元英語)
公式 SNS:
Twitter https://twitter.com/chaosmonger79(開発元英語)
Facebook https://www.facebook.com/chaosmongerstudio(開発元英語)
Instagram https://www.instagram.com/chaosmongerstudio(開発元英語)


ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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