HOO KOO E KOO Limitedは日本時間12月15日(水)、VRゲーム『Maloka』の製品版を発売する。対応プラットフォームはOculus Quest、Oculus Quest2で、価格は無料。先駆けて提供していたデモ版の配信は終了となる形だ。
同作のリリースにあわせて、簡易的な瞑想を行ったり進行情報を確認できるスマートフォン向けアプリも配信される。アプリ版にはAndroid、iOSが対応する。
『Maloka』は不思議なプライベートアイランドへ降り立ち、探索をして楽しむVRのウォーキングシミュレーターだ。島では自身の分身であるキャラクター「スピリット」とコミュニケーションをして楽しんだり、探索や瞑想を通じて優雅に過ごすことができる。
また、探索中に遭遇する「瞑想の渦」に触れることで360度視野の映像が流れ、プレイヤーは瞑想を促される。映像ではサイケデリックな変形する模様のほか、イージーリスニングのアンビエントな音楽を楽しめる。
瞑想セッションでは『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』のマーリン役や、『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』にてWaddles the pigの声優を務めるアメリカの天体物理学者、ニール・ドグラース・タイソン氏のガイド音声も再生されるという。
瞑想をすることで自由な場所に植えられる植物の種を獲得でき、島を自由にカスタムするガーデニング要素も楽しめる。くわえて、探索や瞑想を繰り返す中で「スピリット」が成長して大きくなったり、新しい島を発見することができるため、本作の世界観にコミットできれば長くゆったりと遊べるだろう。
公式サイトには「可愛くて無知なあなたから、心豊かで強靭なあなたへ」というキャッチコピーが記載されている。瞑想を通して強靭な“あなた”を獲得したい読者は、ぜひ本作を遊んでみてはいかがだろうか。