Devolver Digitalは、カードゲームとパズルが融合したビデオゲーム『Inscryption』の販売が100万本を突破したことを発表した。
『Inscryption』の対象プラットフォームはPC(Steam、Epic Games Store、GOG)。価格は税込2050円。架け橋ゲームズが日本語ローカライズを手がけている。
The stoat wants you to know that Inscryption has crossed one million copies sold.
— Devolver Digital (@devolverdigital) January 5, 2022
Thanks to all of you, the brave squirrels, and the brilliant @DMullinsGames! pic.twitter.com/gC8TQi2Ol6
『Inscryption』はデッキ構築型カードゲームと脱出ゲームスタイルのパズル、さらにサイコロジカルホラーを組み合わせたビデオゲーム。
本作は『Pony Island』や『The Hex』を手がけたDaniel Mullins氏が開発しており、さまざまな仕掛けがほどこされているため、過去の作品と同様に具体的な内容を公に語ることを慎んでしまうネタバレ厳禁な作品となっている。
ゲームの冒頭は暗い小屋で何者かとカードゲームの対決を繰り返す不穏な空気からはじまる。この状況は何なのか、対戦相手は誰なのか。ほかにもカードに刻印された生き物たちがしゃべりかけてくるなど、異様な状況が続く。
特徴的なのがカードゲームをプレイしているテーブルから離れて小屋を探索することができることだ。そして小屋のなかに脱出ゲームにあるようなさまざまなパズルの存在に気づくだろう。
本作はさまざまな仕掛けがあるゲームだが、このカードゲーム自体の評価も極めて高く、昨年12月にはこのカードゲームを周回して遊べる拡張コンテンツ「Kaycee’s Mod」が配信されている。
今回の100万本を突破を伝えるツイートでは、ゲームに登場するカードの動物「オコジョ」が「何だそれ?合計100万本?クソ、プレイミスだな。10万本で留めるべきだった」とお祝いをしている。
The Game Awards 2021ではベストシミュレーション・ストラテジーゲーム部門でノミネートされるなど、各種のゲームアワードにもノミネートされており、Steamでは記事執筆時点で4万5000件を超えるレビューを集めており、「圧倒的に好評」となっている。
まだ未プレイの人は、この機会にネタバレされてしまう前にプレイしてみてはいかがだろうか。