ニュージーランドのゲームスタジオRexoto Gamesは1月30日(日)、開発中のクトゥルフ釣りホラーゲーム『Lake Facade: Director’s Cut』について、Steamのストアページを公開した。
『Lake Facade: Director’s Cut』は、初代PS風のレトロなグラフィックで描かれた一人称視点のホラーゲーム。とある静かな湖畔を訪れたプレイヤーが、釣りをきっかけに土地に隠された怪しげな真実へと対峙していく。
きれいな青空とのどかな緑に囲まれるなか、マスなどの魚を捕って楽しんでいたところ、水底から釣り上げたのは古びたカギ。釣具屋を営む主人の話によれば、それは失われて久しい墓地の門を開くカギだという。
エサの虫を集めるため渡されたシャベルで墓地を掘り返すと、姿を現したのは長いあいだ眠っていた忌むべき湖の歴史。異形の存在に誘われるまま、主人公は辺りを探索することに。
本作はH.P.ラヴクラフトによる『クトゥルフ神話』の物語を背景としており、原作へ登場する海中の眷属たちがストーリーとゲームデザインに大きな影響を与えているようだ。プレイヤーの取った行動は世界に決定的な変化をもたらし、その先にはさまざまなマルチエンディングが用意されている。
2021年12月に開催された短期間でゲームを制作するイベント「DreadXP Dredge the Depths Jam」の出品タイトルとして開発された同作。Steamでの販売時期や価格、日本語の対応予定は明らかになっていないが、itch.ioではイベントに向け作られたデモ版をダウンロード可能だ。
また「DreadXP Dredge the Depths Jam」のイベントページでは、釣りとホラーをテーマにした数々の意欲作に触れることもできる。本作に興味を持たれた方はあわせてご覧いただくとよいだろう。