ソニーグループは、本日2月2日に投資家向けに発表した「2021 年度第3四半期連結業績補足資料」のなかで、PS5の全世界販売台数が1730万台を突破したことを明らかにした。
ソニーグループが明らかにしたPS5の発売以来の販売台数の推移は以下のとおり。
PS5販売本数の推移
■2020年
11月~12月:450万台■2021年
1月~3月:330万台
4月~6月:230万台
7月~9月:330万台
10月~12月:390万台
全世界合計:1730万台
PS5は、2020年11月12日に発売した据置型の次世代ゲーム機。
超高速SSDにより読み込み速度が飛躍的に向上しており、さらに映像は4K、HDR、レイトレーシングに対応。それぞれの機能に対応しているゲームでは、物体への光の当たり方を個別にシミュレートしたり、鮮やかで自然な色調を表現が可能となっている。
今回、販売本数が全世界で1730万台を突破したことが明らかに。さらに間近の第4四半期(2021年10月~12月)では390万台と販売本数となった。
2021年の4月~6月が230万台と生産・供給に苦慮しているようだが、同年のホリデーシーズンでは390万台と持ち直している。
ただし今回、ソニーグループは2021年度(2021年4月~2022年3月)のPS5の販売本数を下方修正しているので、2022年初頭のPS5の供給数は厳しくなりそうだ。
世界的な半導体不足や新型コロナウイルスなどの影響が考えられるが、引き続きPS5の供給の安定を期待したい。