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マイクロソフトXbox部門のフィル・スペンサー氏が第25回D.I.C.E.アワードにて生涯功労賞を受賞。全米インタラクティブ芸術科学学会から業界へ貢献した個人に贈られるアワード

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 全米インタラクティブ芸術科学学会(以下、AIAS)は2月4日、マイクロソフトでゲーミング部門の責任者を務めるフィル・スペンサー氏が第25回のD.I.C.E.アワードにて「Lifetime Achievement Award」(生涯功労賞)を受賞することを発表した。

 「Lifetime Achievement Award」は、業界での長いキャリアを通じて幅広い分野にまたがる業績を上げた個人に贈られるもの。そのリーダーシップとイデオロギーをもって、業界全体に重要な変化をもたらした人物が選ばれる。過去にはHoward Lincoln氏やDoug Lowenstein氏にならび、日本からも荒川實氏、久夛良木健氏、岩田聡氏、竹田玄洋氏らが受賞した。


 フィル・スペンサー氏は1988年にインターンとしてマイクロソフトに入社して以来、Xboxシリーズの責任者をはじめとする、ゲーミング部門での多くの役割を果たしてきた。

 また、『マインクラフト』の開発元であるMojangや、Bethesda Softworksの親会社であるZeniMax Mediaの買収、さらにはXbox Networkによるクロスプラットフォームの拡大、Xbox Game Passによるサブスクリプション型ビジネスモデルへの投資など、同氏が業界全体へ与えた影響は非常に大きい。

マイクロソフトのフィル・スペンサー氏がAIASの生涯功労賞を受賞_001
(画像はAIAS公式ニュースより)

 今回の受賞にあたりAIASの会長であるMeggam Scavio氏は、フィル・スペンサー氏がゲーム業界全体を導くリーダーシップと情熱を発揮してきたとしたうえで「ビデオゲームの歴史にかかわる彼の多大な業績を祝福する日を楽しみにしています」といった旨のコメントを表明している。

 授賞式は太平洋時間の午後8時にラスベガスにて行われ、『Fallout』『Elder Scrolls』などのゲームにおいて重要な役割を果たしたTodd Howard氏が出席することが明らかにされている。

編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera

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