株式会社ウォーターフェニックスは2月9日、死に続ける少女と滅亡世界を旅するノベルADV『一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう』のNintendo Switch、PS4移植支援クラウドファンディングを2月10日より開始すると発表した。キャンペーンの実施期間は3月31日までとなる。
『一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう』は2015年にリリースされたノベルアドベンチャーゲームで、株式会社ウォーターフェニックスの第1作目の作品だ。
突如として終焉を迎えた世界で、主人公の鏡夜は、人間の罪を償うために死と蘇生を繰り返す少女と出会う。苦痛しか知らない少女の姿に同情した鏡夜は、彼女に幸せを伝えるべく滅んだ世界を旅することとなる。
Android、iOS、Windows向けにリリースされた本作は、涙腺を刺激するシナリオや作品に通底する雰囲気が評価され、2021年12月時点でAndroid版は4.9、iOS版は4.8の評価を獲得している。株式会社ウォーターフェニックスは、本作をきっかけとして後続タイトルをKEMCOからリリースするに至っており、ユーザーだけでなく同社にとっても重要な作品となっている。
今回のクラウドファンディングは、既にリリースされているAndroid、iOS、Windows版の『一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう』がプログラム部分の問題から調整が実施できず、アップデートが出来ない状態となっていることを発端としている。現状では作品がストアから消えてしまう可能性があるため、今後も同作を遊んでもらうべく、KEMCOの協力のもとNintendo Switch、PS4向けダウンロードソフトとして移植することが計画された。
移植作業に際して、株式会社ウォーターフェニックスのR氏が6年前に描いた立ち絵とイベントスチルは、元の雰囲気を残しつつもリメイクされる。くわえて、枚数の多さが評判のイベントスチルがさらに追加されるという。
クラウドファンディングは期日までに集まった金額が目標金額に達さずともファンディングされるAll-In方式となる。キャンペーンには1000円から参加可能で、サウンドトラックやオリジナルグッズ、好きなシーンにスチルを追加できる「スチル追加権」などがリターンとなる。
興味がある読者は、キャンペーンに参加してみてはいかがだろうか。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
死に続ける少女と、滅亡世界を旅する絶望ノベルADV「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」のSwitch、PS4移植支援クラウドファンディング2月10日始動!
死に続ける少女と、滅亡世界を旅する絶望ノベルADV
「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」のSwitch、PS4移植支援クラウドファンディング2月10日始動!
株式会社ウォーターフェニックス(本社:山形県山形市、代表取締役社長:伊藤圭一)は
「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」の開発支援資金を集めるために、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2月10日~3月31日までプロジェクトを実施致します。
【プロジェクト概要】
プロジェクト名:死に続ける少女と、滅亡世界を旅する絶望ノベルゲームをSwitch、PS4に移植!
募集期間:2022年2月10日(木)12:00~3月31日(木)23:59
目標金額:500,000円
プロジェクト実施URL(※限定公開URL 2月10日12時より支援可能になります)
https://camp-fire.jp/projects/545301/preview?token=3fpjby8y
【一緒に行きましょう逝きましょう生きましょうとは?】
https://www.youtube.com/watch?v=XrIBzXqFPkw
2015年11月に、ウォーターフェニックス第一作目としてAndroid版、iOS版、Windows版(DMM)で配信した「死に続ける少女と、滅亡世界を旅する」ノベルアドベンチャーゲームです。
●『一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう』公式サイト
http://ikimasyou.com/
配信直後から各レビューサイトで『泣ける』『雰囲気がいい』といったご意見があり、Android版(Google Play)では4.9、iOS版では4.8 の評価を頂けております。(※2021年12月時点)
配信開始から6年が過ぎましたが、ありがたい事に、今でもプレイしていただいた方から感想を頂きます。
この一作をキッカケとしてKEMCOさんにお声がけ頂き、その後『最悪なる災厄人間に捧ぐ』『アーキタイプ・アーカディア』を発売するに至ったという経緯もあり、今作は弊社でも思い入れの強い一作です。
【今回のプロジェクトで実現したいこと】
●Nintendo Switch、PS4に移植したい!
お恥ずかしい事ですが、現在Android版/iOS版/PC(DMM)版のいずれも、プログラム部分の問題で、弊社のみでの調整が困難となっております。
そのためアップデートができず、ある日突然、ストア上から『一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう』が消えてしまう可能性があります。
その場合は新たなプレイヤーには届かなくなってしまいますし、「改めてプレイしなおしたい」と思った方も、最新スマホ等でプレイできないかもしれません。
そこで、ストア上から消えてしまった時のためにも、今後、更に多くの方にプレイして頂くためにも、KEMCOさんに協力してもらってNintendo Switch、PS4のダウンロードソフトとして移植したいと考えました。
●どうせなら、イラストのリメイクをおこないたい!
当時は一生懸命作ったとはいえ、まだゲーム制作に慣れていなかった頃。
6年経って慣れた今なら、『もっとヒロインを魅力的に描ける!』と感じております。
そこで今回の移植にあたり、元々イラストを担当していたRが改めて立ち絵&イベントスチルをすべて描き直し、元の雰囲気を残しつつも、より多くの方に手に取ってもらいやすいものにしたいと考えています。
●更にイラストを増やしたい!
移植をする。イラストも一新する。……それなら、更にイラストの追加もしたい!
そう感じました。
元々イベントスチルが多いと評判だった本作ですが、更にイラストを足して魅力をアップできるのではないか、と考えております。
【株式会社ウォーターフェニックス】
イラストからシナリオまで手掛ける気鋭のクリエイター「R」を擁し、「最悪なる災厄人間に捧ぐ」「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」「結婚主義国家」など、斬新な切り口のゲーム制作を行う。
http://www.water-phoenix.com/
【株式会社コトブキソリューション】
コトブキシステム株式会社よりシステム開発事業部が独立し、2004年4月に設立。
資本金6,000万円。従業員数約150名。「KEMCO(ケムコ)」のブランド名でゲーム事業を手掛け、iOS・Android™対応スマートフォンを中心としたモバイル端末向けに、全世界で100タイトル以上のモバイルコンテンツの企画、開発及び配信を行っております。
またNintendo Switch™、PlayStation®4、PlayStation®5、Xbox Series X|Sといった家庭用ゲーム機、およびSteam®等PC向けへの配信も積極的に行っております。
https://www.kemco.jp/