任天堂は、情報番組「Nintendo Direct 2022.2.10」にて、『フロントミッション ザ・ファースト:リメイク』を発表した。また『フロントミッション セカンド:リメイク』も発売予定であることを明らかにしている。
『フロントミッション ザ・ファースト:リメイク』は2022年夏発売予定だ。
[トピックス]『フロントミッション ザ・ファースト:リメイク』が2022年夏、Nintendo Switchに登場。続編『フロントミッション セカンド:リメイク』も発売が決定。https://t.co/WI88ckMUtO
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) February 10, 2022
『フロントミッション』は、1995年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン向けに発売したターン制シミュレーションRPG。今回の『フロントミッション ザ・ファースト:リメイク』は、初のHDリメイクとなり、2007年のニンテンドーDS向けのリメイク以来の登場となる。開発は、ポーランドに拠点を置くForever Entertainmentが担当する。
時代は2090年。太平洋上のハフマン島を巡り、「オシアナ共同連合」(O.C.U.)と「ニューコンチネント合衆国」(U.S.N.)の2つの勢力が対立していた。
オシアナ共同連合に所属する主人公・ロイドは、婚約者のカレンや親友のサカタとともに、敵の軍工場の極秘偵察任務へ向かう。ところが敵の襲撃により、カレンが行方不明に。さらに、ニューコンチネント合衆国は自ら工場を爆破しオシアナ共同連合に宣戦布告。ロイド達は軍を追放された。1年後、カレンを捜すため、傭兵として戻ってきたロイドはこの紛争の裏の陰謀に気づきはじめるのだった。
本作は、「ヴァンツァー」と呼ばれる巨大な歩行兵器を操るターン制シミュレーションRPGとなっている。ヴァンツァーの部位にはそれぞれHPがせて地されており、プレイヤーはさまざまな攻撃を使い分け、敵の戦力を減らして戦術的に戦っていく。
今回のリメイク版では、原作通りの体験ができるゲームモードに加え、新しくマップ上のカメラ移動や回転、バトルアニメーションのスキップができるほか、ミッション中に戦略マップを確認できることが可能となっている。
原作の魅力はそのままに、より便利なUIで遊べるようになっており、サウンドトラックも新たなアレンジで楽しめるようになっている。
今回の『フロントミッション ザ・ファースト:リメイク』のほかにも、続編のHDリメイク『フロントミッション セカンド:リメイク』も発売予定となっており、そちらの続報にも期待したい。