FPS『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chernobyl』(以下、S.T.A.L.K.E.R. 2)の開発元である、ウクライナのゲームスタジオ「GSC Game World」は3月2日(水)、現在の状況を報告する動画を公開した。
「Lights! Camera! War…」と題されたこちらの動画では、まず当初から公開予定であったというモーションキャプチャーによる撮影の様子を明らかにしたのち、ノイズと共に場面は転換。2月24日(木)に開始されたロシア軍からの攻撃と、その被害を伝えている。
現在、GSC Game Worldは従業員とその家族の生存を最優先事項としており、ゲームの開発や進捗どころではない状況を説明している。そのうえで動画は「私たちは必ず開発を続けます。勝利の後に」と続き、最後は「ウクライナに栄光を」と締めくくられた。
同社は2月24日(木)にも「ロシアはウクライナに対する宣戦布告を公式に行いました」といった文章で始まるツイートを投稿。また、公式Twitterアカウントのアイコンやヘッダー画像も、ウクライナの国旗を連想させるものに変更されている。
The Russian Federation has declared war on Ukraine.
— S.T.A.L.K.E.R. OFFICIAL (@stalker_thegame) February 24, 2022
The future is unknown, but we are sure of our Armed Forces and country.
We ask all: do not stand aside and help those in need.
Support the Armed Forces of Ukraine:
UA843000010000000047330992708 pic.twitter.com/p3pNA8bI8S
さらには『S.T.A.L.K.E.R. 2』の公式サイト上でもウクライナへの支援を訴えかけ、ウクライナ軍を支援するための特別援助口座や、国際慈善財団「COME BACK ALIVE」などを紹介している。詳細については、『S.T.A.L.K.E.R. 2』公式サイトや公式Twitterアカウントなども参照されたい。