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2022年3月4日に公開されるはずだった実写映画版『マインクラフト』はコロナ禍の影響で再度延期へ。海外では架空の上映情報を幻視し「ついにこの日が来た」と喜ぶファンも

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 2022年3月4日(金)に公開が予定されていた実写映画版『マインクラフト』の現状をめぐり、国内外のファンから注目が集まっている。コロナ禍で再びの延期となったことを嘆く者や架空の上映情報を捏造し楽しむ者まで、その反応はさまざまだ。

 2014年にワーナー・ブラザースによる制作が明らかとなった映画版『マインクラフト』は、当初2019年の劇場公開を目指していたものの、監督および共同脚本を担当するロブ・マケルヘニー氏の降板をおもな理由に2022年3月への延期が伝えられていた。

 主人公が10代の少女であることや、個性的な仲間たちとともに世界の破壊を目論む凶悪なエンダードラゴンを退治するといったあらすじも発表されていたが、その旨が記された開発元であるMojang Studiosのブログページは現在削除され閲覧できない状態となっている。

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(画像はInternet Archive「THE MINECRAFT MOVIE IS JUST AROUND THE CORNER」より)
『マインクラフト』映画版はコロナ禍の影響で再度延期へ_002
エンダードラゴン(画像は『マインクラフト』公式サイトより)

 執筆時点で映画の延期に関する公式なアナウンスは出ていないものの、2020年10月にはハリウッドのエンタメ情報専門誌である『ハリウッド・リポーター』のウェブ版が、新型コロナウイルス感染症の影響によるワーナー作品のスケジュールの見直しについて取り上げた記事を掲載。そのなかでは映画『マインクラフト』の公開日が再度白紙になったと報じられた。

 ワーナー・ブラザースは3月4日に、2021年10月の公開が予定されていた『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の海外上映を開始した。映画『マインクラフト』に関する続報が期待されるなか、海外では架空のキャストや上映情報をYouTubeに投稿し「ついにこの日を迎えた!」と自嘲気味に喜ぶ者まで現れている。

 同動画はすでに再生数が80万回を超えていることからも、『マインクラフト』の映画化に対する国際的な高い関心がうかがえる。公式側による新たな発表が待たれるところだ。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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