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Amazonが『ゴッド・オブ・ウォー』を原作とする実写テレビシリーズの交渉を開始したと海外メディアDeadline Hollywoodが報道

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 エンターテイメント業界のニュースを扱うオンラインマガジンDeadline Hollywoodは3月7日、Amazonがアクションアドベンチャーゲーム『God of War』(ゴッド・オブ・ウォー)シリーズを原作とする実写版TVシリーズ制作の交渉を開始したと報道した。

Amazonが『ゴッド・オブ・ウォー』実写テレビシリーズの交渉を開始。海外メディアが報道_001
(画像はゴッド・オブ・ウォー PlayStation®Hitsより)

 Deadline Hollywoodの記事によると、本TVシリーズの制作にはジェームズ・S・A・コーリイの小説シリーズを原作とし、Amazon Prime Videoで配信するドラマシリーズ『エクスパンス -巨獣めざめる-』のクリエイター、エグゼクティブプロデューサーであるマーク・ファーガスホーク・オストビーロバート・ジョーダン氏による長編ファンタジー小説が原作のドラマシリーズ『ホイール・オブ・タイム』のエグゼクティブプロデューサー、ショーランナー(現場責任者)のレイフ・ジャドキンスが参加する。

 さらに、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの子会社であり、アメリカでテレビ番組の制作を事業とする企業ソニー・ピクチャーズ テレビジョン、ソニーインタラクティブエンタテインメントが所有するアメリカのプロダクションスタジオPlayStation Productionsも制作に関わると報道された。

Amazonが『ゴッド・オブ・ウォー』実写テレビシリーズの交渉を開始。海外メディアが報道_002
(画像はゴッド・オブ・ウォー | ゲームタイトル | PlayStationより)

 『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズは、ソニー・コンピュータエンタテインメントのSCEサンタモニカスタジオが手掛け、2005年に発売した『ゴッド・オブ・ウォー』を原点とするアクションアドベンチャーゲームのシリーズだ。

 シリーズ第1作の『ゴッド・オブ・ウォー』は古代ギリシア時代を舞台に、戦の神アレスの力を借り、残虐非道の限りを尽くしたスパルタの戦士クレイトスが、アレスの策略により自身の妻と娘を自らの手で殺してしまい、その復讐の物語を描いた。

 いっぽうPS4向けに2018年に発売した第1作と同名のシリーズ作『ゴッド・オブ・ウォー』では、大いなる力を持って荒ぶる復讐の物語ではなく、かつて神殺しを行ったクレイトスとその息子「アトレウス」の関係性を主題とした物語が描かれており、同シリーズの13年間の歴史とその含蓄を携え、「Game of the Year」をはじめとした数多くのアワードを受賞た作品となっている。

 記事執筆時点では共同制作を行う予定のソニーAmazon Studiosからの発表は行われていないが、実現すれば2022年に発売を予定しているPS4、PS5向けに発売を予定しているシリーズ最新作『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』と共に新たな物語が展開することとなる。

 興味がある読者は『ゴッド・オブ・ウォー』実写TVシリーズの交渉成立と『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』の発売を待とう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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