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小島秀夫氏が第72回芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞。『デス・ストランディング』の功績が受賞対象に

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 文化庁は3月9日、第72回芸術選奨 文部科学大臣賞と同新人賞の受賞者を発表した。

 芸術活動の奨励と振興に役立てることを目的とした芸術選奨文部科学大臣賞およびび同新人賞では11の部門が設けられており、演劇映画音楽批評などと共に、漫画やアニメなどのサブカルチャーを対象としたメディア芸術部門が2008年より設けられている。

 この度のメディア芸術部門の文部科学大臣賞は、コジマプロダクション代表の小島秀夫氏に送られた。受賞対象となる功績として、2019年にPS4向けに発売したアクションアドベンチャーゲーム『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』の功績が挙げられている。

 贈賞理由は以下のとおり

小島秀夫氏が文部科学大臣賞を受賞。『デス・ストランディング』の功績が評価_001
(画像は令和3年度(第72回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について | 文化庁より)

 また、メディア芸術部門の新人賞には、漫画家のよしながふみ氏が入選した。よしながふみ氏が受賞対象となる功績として、2004年より隔月刊誌『MELODY』にて連載された『大奥』、2007年より『モーニング』にて連載を開始した『きのう何食べた?』の功績が挙げられている。

 『大奥』は、江戸時代の社会における男女の役割を反転させ、批評的に描くSF作品であり『きのう何食べた?』は同性愛者であるふたりの主人公が同居し、生活する様をありのままに描く作品となっている。

 このほかにも、ロックミュージシャンの佐野元春氏、R&B、ヒップホップ、歌謡曲などを取り入れた作風で知られるシンガーソングライターの藤井風氏、、村上春樹の短編小説を原作とする映画『ドライブ・マイ・カー』の監督である濱口竜介氏らが各賞を受賞した。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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