KIMIDORI SOFTは3月10日(木)、風に吹かれて転がる草の生涯を題材としたシミュレーションゲーム『タンブルウィードデスティニー – 荒野を転がるあの子の宿命』をPC(Steam)向けにリリースすると発表した。
荒野で風に吹かれて舞うあの回転草になれるゲーム『タンブルウィードデスティニー』発売へhttps://t.co/JMFahfqBIs
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) March 10, 2022
回り続ける球状の枯れ草を操作して広大なフィールドを冒険。サボテンに突撃してポイントを稼ぎ、最高の転がり環境を求め月面へと旅立とう。最大16人でのマルチプレイにも対応 pic.twitter.com/f1L9TyUd8m
「回転草」とも呼ばれるタンブルウィードは、おもに海外の乾燥地帯で自然発生し、西部劇をテーマにしたドラマや映画作品などで荒野を転がりゆく姿が人の気配のなさを強調する演出として広く用いられている。
そんなタンブルウィードの宿命を「勝手な想像で描いた」と謳う本作では、転がり続ける回転草を操作して広大な荒野のフィールドを冒険。移動や突進によるサボテンの破壊を通じて獲得する「タンブルポイント」を使って成長したり、仲間や新たな真実と出会うなど多彩な経験が待ち受けている。
また、シングルモード以外にオンラインでのマルチプレイにも対応しており、最大16人まで同時にプレイが可能だ。マッチングの形式は世界中のプレイヤーと各々のペースで遊べる「クイックマッチ」とキーワードを使って特定の相手と冒険が楽しめる「フレンドマッチ」の2種が用意されているとのこと。
トレイラーにはタンブルウィード同士が絵文字を介してコミュニケーションを行う場面や、最高の転がり環境を求めて月面へと着陸するシーンも映し出されており、想像以上にドラマティックな回転草の生き様にも注目が集まるところだ。
『タンブルウィードデスティニー – 荒野を転がるあの子の宿命』は2022年4月1日(金)の発売が予定され、価格は明らかとなっていないものの、ストアページの説明では卵転がしアクション『LOST EGG』をはじめとするKIMIDORI SOFTの一連の「300円シリーズ」に位置づけられている。
なお本作は日本語のUI表示にも対応しているほか、ガイドラインの公開によって動画配信などによる収益化が認められている。