バンダイナムコグループの横断プロジェクトである「ガンダムプロジェクト」は3月29日、同プロジェクトの最新情報を発表するイベント「第三回ガンダムカンファレンス」にて、『ガンダム』シリーズ最新作であるTVシリーズ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のティーザービジュアルとPVを公開し、あわせて新情報も公開した。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、2021年9月に開催された「第2回ガンダムカンファレンス」にて、タイトル情報とロゴタイプのみが公開されていた作品だ。10月より毎週日曜午後5時からMBS、TBS系全国28局ネットにて放送を予定している。
また、アニメ本編の前日譚にあたる「PROLOGUE」の制作が決定し、今夏に公開されることも発表された。
「PROLOGUE」は世界各地の実物大ガンダム像がリンクするイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -LINK THE UNIVERSE-」にて初公開されるという。「PROLOGUE」やイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -LINK THE UNIVERSE-」の詳細は追って公開される。
ファミ通やGame Wartchなど、「第三回ガンダムカンファレンス」を取材した他社メディアによれば、バンダイナムコグループのガンダム事業統括者であるチーフガンダムオフィサー藤原孝史氏が登壇し、メインビジュアルやティザー映像に登場する赤髪のキャラクターが『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主人公で女性のキャラクターだという。
今回の発表では、新たに3機のモビルスーツが公開されており、3機のモビルスーツはトリコロールカラーの主人公機「ガンダム・エアリアル」、艶やかなグレーと落ち着いたピンク色、無骨なディテールが印象的な「ガンダム・ルブリス」、ガンダムタイプではない曲線的な頭部と背中に携えた大きなユニットが特徴の「べギルべウ」となっている。
「ガンダム・エアリアル」は本編の主要モビルスーツであり、「ガンダム・ルブリス」と「べギルべウ」は前日譚の「PROLOGUE」に登場するモビルスーツとなっている。ガンダム公式情報ポータルサイトのGUNDAM.INFOによると、発表された3機体のガンプラ化が決定している。
未だ全貌は明らかにされていないが、中性的な印象を持った女性の主人公や、ティーザー映像で赤く煌々と輝く「ガンダム・エアリアル」が新たな『ガンダム』シリーズ作としての期待を高めることだろう。
興味がある読者は開設された『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の公式サイトや追って開設される本作のツイッターアカウントをチェックして放送に備えよう。