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偶然拾った携帯電話を通じて大事件に巻き込まれるアドベンチャーゲーム『REPLICA』がPS4、Xboxで4月5日に発売へ。検察への意見書類を作成する『リーガルダンジョン』も同時に

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 PLAYISMは、韓国の個人インディーゲーム開発者Somi氏による「罪悪感三部作」のうち、『REPLICA』と『リーガルダンジョン』のPS4、Xbox版4月5日(火)に配信すると発表した。

 『REPLICA』の価格は税込498円、『リーガルダンジョン』の価格は税込980円となる。

 既存のNintendo Switch、PC版に続く、PS4、Xboxでの展開となる。

推理アドベンチャーゲーム『REPLICA』と『リーガルダンジョン』のPS4、Xbox版が4月5日に発売へ_001
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 『REPLICA』は、管理国家によるディストピア的な世界観を携帯電話を通して描くアドベンチャーゲーム。

 本作は、ユーザーインターフェイスを「携帯電話」に模しており、主人公はたまたま拾った見知らぬ他人の携帯電話の中にある私生活を覗き見る形で進んでいく。このオリジナリティあふれるゲームデザインはさまざまなゲームに影響を与えており、IGFアワードで優秀デザイン賞を受賞するなど高く評価されている。

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 『リーガルダンジョン』は、警察官となり検察に提出する意見書類を作成する推理アドベンチャーゲーム。

 プレイヤーは新人女性警部補「清崎蒼」となり、供述書や判例などのテキストを読んで、それを元にキーワードを選んで「ダンジョン」内で被疑者とバトルをし、検察に提出する「意見書」を完成させていく。

 この『REPLICA』と『リーガルダンジョン』、さらに『The Wake』は あわせて「罪悪感三部作」と銘打たれており、作品自体につながりはないがテーマは共通しているものとなっている。

 なお『リーガルダンジョン』のローカライズは、『グノーシア』、『メゾン・ド・魔王』開発チームであるプチデポットが手掛けており、Nintendo Switch版のキービジュアルは、プチデポットのことり氏が手がけている。また今回の発表にあわせてコメントも発表されている。

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プチデポットからのコメント:
リーガルダンジョンは、書類を作るゲームです。主人公は警察の捜査チームのリーダーとして、捜査員たちの報告書や供述書などを読み、容疑者を起訴するか否かの意見書を作ります。
「書類には、人格も感情も存在しない」
ですが、この書類によって容疑者やそのまわりの人々、そして主人公の運命も変わっていくことになります。作者の SOMI さんは、実際に法執行に関わるお仕事をなさっているそうで、ゲームに登場する事件や人物からは、経験に裏打ちされた「強さ」を感じます。
そしてこの物語には、強さと共に、SOMI さん自身の「祈り」がこめられています。この「祈り」に触れた我々は、この物語がしっかり届くように、翻訳のお手伝いを申し出ることになりました。別に求められていたわけでも何でもなく、そうすべきだと思ったからです。リーガルダンジョンの翻訳をしている間は、とても実り多く、充実した時間でしたよ。
(ちなみに拙作グノーシアのリリース直前だったので、リーダーには黙ってコッソリやってました)

 またPLAYISMの日本公式Twitterアカウントをフォローし、該当ツイートをRTすると、『REPLICA』と『リーガルダンジョン』のTシャツを抽選でそれぞれ各5名、合計10名にプレゼントするキャンペーンも実施する。

 『REPLICA』と『リーガルダンジョン』のPS4、Xbox版を4月5日(火)に配信予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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