[4/6 12:11更新 記事初公開時、ジャック・ドーシー氏の名前を誤って掲載していました。お詫びして訂正いたします]
Twitter社は、同社のコミュニケーションチームの公式Twitterアカウントにて、「ツイートの編集機能」の開発に取り組んでいると明言した。
数か月中にサブスクリプションサービス「Twitter Blue」のラボでテスト運用を開始するという。
https://twitter.com/TwitterComms/status/1511456430024364037
Twitterの編集機能は長らく一部のユーザーから要望があったが、前CEOのジャック・ドーシー氏は「追加しない」と明言していた。ツイートが拡散してから原文が変更されると、混乱を生んだり悪用される可能性が考えられる。
しかしそのドーシー氏は昨年11月に退任。さらに4月5日、テスラとスペースXのCEOであり、以前からTwitterに編集機能がほしいと主張していたイーロン・マスク氏が、Twitterの株式9.2%を保有して筆頭株主となり取締役にも就任した。
Do you want an edit button?
— Elon Musk (@elonmusk) April 5, 2022
マスク氏は「編集ボタンが必要ですか?」とTwitter上でさっそくアンケートを実施し、約440万人が投票しyse(Yes)が73.6%、on(No)が26.4%という結果になった。
ただし、Twitter社は編集機能に取り組んでいるのは「昨年から」だとして、今回の新機能とこのイーロン・マスク氏のアンケート結果の関連性は否定している。
3/ Without things like time limits, controls, and transparency about what has been edited, Edit could be misused to alter the record of the public conversation. Protecting the integrity of that public conversation is our top priority when we approach this work.
— Jay Sullivan (@jaysullivan) April 5, 2022
なお混乱を生んだり、悪用される懸念に対しては「時間制限」や「編集内容の透明性」などをTwitter社のジェイ・サリバン氏が挙げており、どのようなものになるのか注目の的となりそうだ。