実写ドラマ『ラスト・オブ・アス』主演俳優のペドロ・パスカル氏が原作ゲームに挑戦してみたところ、ほんの数分で挫折。最終的に甥っ子にコントローラーを託すという無念のエピソードが明かされた。
『ラスト・オブ・アス』は、サバイバルホラーアクションアドベンチャーゲームで日本での発売は2013年。その後、2020年には続編が発売されている。
2020年3月にアメリカのケーブルテレビ放送局「HBO」が『ラスト・オブ・アス』を実写ドラマ化することを発表し、主演のジョエル役として起用されたのがペドロ・パスカル氏だ。
ペドロ氏は、『スター・ウォーズ』シリーズ初となる実写ドラマ『マンダロリアン』の主演も務めている。映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』のウイスキー役としての印象が強い人もいるのではないだろうか。
このたび、ペドロ氏は自らが主演を務める実写ドラマ『ラスト・オブ・アス』への理解を深めるため原作ゲームに挑戦する。
しかし自分にはゲームセンスがまったく備わっていないことを目の当たりにすると、ほんの数分で挫折してしまう。そこでコントローラーを甥っ子に託し、しばらくプレイを見守っていたとのこと。
ところが、とある心配事が芽生えたそうだ。
ゲームで主人公ジョエルの立ち回りなどを見てしまうと、演じる上で寄せすぎてしまうのではないか。真似ることだけが正解とは限らないのではないか。ドラマの脚本も尊重するべきではないか。
そういった理由から、原作ゲームとはほどよい距離を保ちつつ役作りをしていく、とファッション・カルチャー誌「GQ」でのインタビューで語っている。
ほかにも、出演作『マンダロリアン』、『ゲーム・オブ・スローンズ』での思い出や、ペドロ氏に大きな影響を与えた俳優ニコラス・ケイジ氏について語るインタビュー全文はこちら。
実写ドラマ『ラスト・オブ・アス』の放送は2023年の予定だ。ペドロ氏の役作りに期待が高まる。