ゲームオンは4月20日(水)、運営を手がけるPC向けMMORPG『TERA:The Exiled Realm of Arborea』(以下、TERA)の国内版サービスを終了した。2011年のサービス開始より10年以上にわたって親しまれてきたタイトルが、その歴史に幕を閉じた形だ。
【サービス終了のお知らせ】
— TERA公式【サービス終了】 (@teraonline_jp) April 20, 2022
本日2022年4月20日(水)8:30をもちまして、「TERA:The Exiled Realm of Arborea」は、サービスを終了いたしました。
十年の長きに亘り「TERA」をご愛顧いただいた全ての皆様に、心より御礼申し上げます。
TERA運営チーム一同#TERA_JP pic.twitter.com/uDX2Mcxkj6
同作は韓国のBluehole Studiosが開発した、攻撃の対象を指定しないアクション性の高い戦闘システムを特徴とするMMMORPG。2014年よりゲームオンが運営を担い、イベントやダンジョンの追加、バランス調整などのアップデートを定期的に配信しながらコンテンツを展開してきた。
今回の国内向けサービス終了に関しては、2022年1月に実施が明らかとされた。「開発元であるBluehole Studioと緊密な協議を重ね、今後お客様にご満足いただけるサービスの提供は困難であると判断し、サービス終了を決定しました」とゲームオンは話している。
また4月20日には、アメリカやヨーロッパ、ロシア、東南アジアなどの地域においてもサービスを終了する計画が海外でのパブリッシングを担当するGameforgeより伝えられた。
The Adventure Ends
— TERA (@TERAonline) April 20, 2022
Unfortunately, we come bearing bad news: TERA’s developers, have decided to cease work on TERA. As the last remaining publisher, it is with a heavy heart that we must respect Bluehole’s decision, and will also have to shut down the game.https://t.co/LFaJU1fhDk pic.twitter.com/HwjPO1s9le
こちらの理由については、開発元のBlueholeが『TERA』に関する事業を打ち切る判断をしたためだとされており、「現存する唯一のパブリッシャーとして心苦しくはありますが、Blueholeの決定を尊重します」と同社は述べている。
海外版のオンラインサーバーは日本時間2022年6月30日(木)の17時に閉鎖される予定だ。Gameforgeはそれまでの期間内に、クローズへ向けた数々のイベントを開催することで「ユーザーに最後の楽しい思い出を提供したい」と公式サイト上でコメントしている。