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10年以上運営され続けた長寿MMORPG『TERA』がその歴史に幕を下ろす。国内でのサービス提供はすでに終了し、海外のオンラインサーバーも6月末に閉鎖へ

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 ゲームオンは4月20日(水)、運営を手がけるPC向けMMORPG『TERA:The Exiled Realm of Arborea』(以下、TERA)の国内版サービスを終了した。2011年のサービス開始より10年以上にわたって親しまれてきたタイトルが、その歴史に幕を閉じた形だ

 同作は韓国のBluehole Studiosが開発した、攻撃の対象を指定しないアクション性の高い戦闘システムを特徴とするMMMORPG。2014年よりゲームオンが運営を担い、イベントやダンジョンの追加、バランス調整などのアップデートを定期的に配信しながらコンテンツを展開してきた

 今回の国内向けサービス終了に関しては、2022年1月に実施が明らかとされた。「開発元であるBluehole Studioと緊密な協議を重ね、今後お客様にご満足いただけるサービスの提供は困難であると判断し、サービス終了を決定しました」とゲームオンは話している。

 また4月20日には、アメリカやヨーロッパ、ロシア、東南アジアなどの地域においてもサービスを終了する計画が海外でのパブリッシングを担当するGameforgeより伝えられた。

 こちらの理由については、開発元のBlueholeが『TERA』に関する事業を打ち切る判断をしたためだとされており、「現存する唯一のパブリッシャーとして心苦しくはありますが、Blueholeの決定を尊重します」と同社は述べている。

 海外版のオンラインサーバーは日本時間2022年6月30日(木)の17時に閉鎖される予定だ。Gameforgeはそれまでの期間内に、クローズへ向けた数々のイベントを開催することで「ユーザーに最後の楽しい思い出を提供したい」公式サイト上でコメントしている

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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