ゲームデザインの学士号プログラムにニューヨーク市が200万ドルの資金提供。公立大学でゲームデザインを学ぶ機会を生み、市をあげてゲーム産業をリードしていく構え

 アメリカ・ニューヨークのエリック・アダムス市長は5月16日(月)、ニューヨーク市立大学シティカレッジ(以下、シティカレッジ)に200万ドル(約2億6000万円)を投資し、ゲームデザインの学士号プログラムを立ち上げると発表した。

 会見の中でアダムス市長は「ニューヨーク市がデジタルゲーム分野のリーダーになるときが来た」としており、ゲーム業界におけるニューヨーク市の知名度を高める狙いがあるようだ。今回の投資によって、ニューヨークに集まる才能豊かな人材をさらに活用していく姿勢を表明している。

 これまで、ニューヨーク市内でゲームデザインを学ぶことができる大学は、いずれも私立大学のニューヨーク大学とパーソンズ美術大学のみであった。今回、公立のシティカレッジで新たなプログラムが提供されることにより、私立の高額な授業料を払えない学生もゲームデザインを専攻し、ゲーム業界におけるキャリアを築きやすくなる効果が予想される。

ニューヨーク市がゲームデザインの学士号プログラムに資金提供1
(画像はニューヨーク市立大学シティカレッジ公式サイトより)

 こちらのプログラムは、今後3年間で1000人以上の学生を集める予定だ。シティカレッジのVincent Boudreau学長は「ゲームデザインプログラムの開発に市が協力してくれることに感謝している」とし、ゲーム業界の経済的な重要性にも言及。同大学のコミュニティに所属する学生たちはゲームを自分たちのキャリアとし、街の経済発展にもつなげるための準備ができている、と期待をかけた。

 また、会見にはFPS『オーバーウォッチ』のプロチーム「New York Excelsior」のメンバーも登壇し、アダムス市長には同チームの名誉会員の称号が授与された。本件の詳細についてはシティカレッジの公式ニュースや会見映像の概要欄なども参照されたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。
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