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世界各国の言語が学べる一人称視点シューティングゲーム『Linguist FPS』配信開始。殺人ロボット軍団を殲滅しながらナレーションの指示を聞き取り語学習得

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 Rocket Boy Gamesは5月21日(土)、世界各国の言語が学べる一人称視点シューティングゲーム『Linguist FPS』をPC(Steam)へ向けリリースした。価格は1999円(税込)。

 本作では学びたい言語のナレーション指示に従いながら武器や装備を強化して、殺人ロボットの軍団が占拠する町で生き延びることを目指す。言語学習を目的としたゲームながら、没入度の高いアクション作品となっているのが特徴だ。

 指示の内容は向かうべき場所や移動方法をナビゲートしたり、ドアのロック解除に必要なパスワードを伝えるものなどさまざま。画面上部には字幕がリアルタイムで表示されるため、指示を上手く聞き取れなかった場合は目視でも確認できる

Steam語学学習シューティングゲーム『Linguist FPS』が配信開始_001
(画像はYouTube「Linguist FPS [英語、中国語、ロシア語などを学びましょう] 」より)
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(画像はYouTube「Linguist FPS [英語、中国語、ロシア語などを学びましょう] 」より)
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(画像はYouTube「Linguist FPS [英語、中国語、ロシア語などを学びましょう] 」より)
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(画像はYouTube「Linguist FPS [英語、中国語、ロシア語などを学びましょう] 」より)

 英語や中国語、ロシア語などをはじめとする学習可能な言語は以下のとおり。英語においてはアメリカ、イギリス、オーストラリアの各地域ごとの使い分けにも対応している。

英語(米国、英国、オーストラリア)
スペイン語(ラテンアメリカ、ヨーロッパ)
フランス語
ドイツ語
日本語(カナ、漢字、ローマ字)
ロシア語
ウクライナ語
ポルトガル語
イタリア語
韓国語
中国語 北京語(簡体字)
拼音 (中国語)
ポーランド語
スウェーデン語

 学習できる言語はアップデートによる配信を通じて、今後さらなる種類が追加予定だ。オーストラリアの首都・キャンベラに拠点を置く開発元のRocket Boy Gamesは過去にも英語やスペイン語の学習をテーマとしたRPG作品をリリースしており、「語学の学習に楽しい選択肢を作ること」を活動の目的に掲げている。

 同スタジオによれば『Linguist FPS』もまた、「言語学習の楽しい入口のひとつ」となるのを目指して制作したという。本作は言語理解のスピードと正確さを高めるのにも役立つと話している一方、流暢なスピーキング能力を養うためにはゲームプレイとあわせ、読書や映画鑑賞、実際の会話を経験して語学スキルを磨く必要があるとのことだ。

 なお作中の日本語音声および日本版トレイラーのナレーションは、VTuberの冬原そのさんが担当した。冬原さんはゲームのテストプレイにも参加したほか、本作のスペイン語版に挑戦する実況動画もYouTubeで公開している。『Linguist FPS』に興味を持たれた方はあわせて視聴されると、作品の雰囲気をより具体的に感じられるだろう。

※【更新 2022/5/24 13:35】本作の日本語版音声を担当した、VTtuberの冬原そのさんに関する説明を追記いたしました。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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